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【コラム】文化予算を変えてこそブラックリスト消える=韓国(1)
2017年02月23日16時39分[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
朴槿恵(パク・クネ)政府の文化芸術界ブラックリストは多くの人々の公憤を買った。
中央日報の社説でも「憲法が規定した『良心の自由』『言論・出版の自由』『学問と芸術の自由』を無視したという点で憲法精神を傷つけ、自由民主主義の基本秩序を害する暴挙」と批判した。
ブラックリストといえば、過去の独裁政権時代を思い出す。企業と警察が「不穏勢力」の接近を根元から封鎖する目的でブラックリストを作成して共有した。米映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』が描写しているように、マッカーシズムが吹き荒れていた1950年代の米国のハリウッドでもブラックリストが横行していた。劇作家トランボは表現と思想の自由を守ろうとしたが、ブラックリストに入って10年以上を貧困と社会的烙印の中で生きなければならなかった。アイゼンハワー大統領はマッカーシズムを批判しながら「芸術家が真心と自信を持って創作の自由を享受してこそ健全な進歩(リベラル)になる」とした。「芸術家が政権の道具であり奴隷になる時、芸術家が政治的大義を宣伝する先鋒に立つ時、進歩は足かせをはめられてその創意性と天才的な才能が破壊される」という話もした。ただし、朴槿恵政府のブラックリストは「悪いこと」というよりは「醜いこと」により近い。就職を制限したり創作の自由を禁じたりしていたわけではなかった。政府に批判的な芸術家を文芸振興基金支援対象から外そうとするリストだった。
最近、公開されたコ・ヨンテと彼の側近の間で交わされた電話通話の録音データの中に注目するべき部分があった。側近が言う。「自分のお金でやれば表現の自由があるからいいということだ。政府のお金で政府や大統領を批判することは(話になるか)」。お金で自由を売買するような浅はかな精神を体現したものがブラックリストだった。
ブラックリストが「醜いこと」である理由は、文化芸術に対する政府の認識のせいだ。愛国心を鼓吹するいわゆる「国ポン(国家+ヒロポンの合成語)映画」が多数登場して政権支持率が上がったという話も、勤勉・自助・協同の透徹したセマウル精神を高揚して、この時代に暮らしやすくなったという分析も私は聞いたことがない。
【コラム】文化予算を変えてこそブラックリスト消える=韓国(2)
中央日報の社説でも「憲法が規定した『良心の自由』『言論・出版の自由』『学問と芸術の自由』を無視したという点で憲法精神を傷つけ、自由民主主義の基本秩序を害する暴挙」と批判した。
ブラックリストといえば、過去の独裁政権時代を思い出す。企業と警察が「不穏勢力」の接近を根元から封鎖する目的でブラックリストを作成して共有した。米映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』が描写しているように、マッカーシズムが吹き荒れていた1950年代の米国のハリウッドでもブラックリストが横行していた。劇作家トランボは表現と思想の自由を守ろうとしたが、ブラックリストに入って10年以上を貧困と社会的烙印の中で生きなければならなかった。アイゼンハワー大統領はマッカーシズムを批判しながら「芸術家が真心と自信を持って創作の自由を享受してこそ健全な進歩(リベラル)になる」とした。「芸術家が政権の道具であり奴隷になる時、芸術家が政治的大義を宣伝する先鋒に立つ時、進歩は足かせをはめられてその創意性と天才的な才能が破壊される」という話もした。ただし、朴槿恵政府のブラックリストは「悪いこと」というよりは「醜いこと」により近い。就職を制限したり創作の自由を禁じたりしていたわけではなかった。政府に批判的な芸術家を文芸振興基金支援対象から外そうとするリストだった。
最近、公開されたコ・ヨンテと彼の側近の間で交わされた電話通話の録音データの中に注目するべき部分があった。側近が言う。「自分のお金でやれば表現の自由があるからいいということだ。政府のお金で政府や大統領を批判することは(話になるか)」。お金で自由を売買するような浅はかな精神を体現したものがブラックリストだった。
ブラックリストが「醜いこと」である理由は、文化芸術に対する政府の認識のせいだ。愛国心を鼓吹するいわゆる「国ポン(国家+ヒロポンの合成語)映画」が多数登場して政権支持率が上がったという話も、勤勉・自助・協同の透徹したセマウル精神を高揚して、この時代に暮らしやすくなったという分析も私は聞いたことがない。
【コラム】文化予算を変えてこそブラックリスト消える=韓国(2)