韓国政府、初めて少女像の移転働きかけ…地元に

 【ソウル=宮崎健雄】韓国・釜山プサンの日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題で、韓国政府関係者は23日、韓国外交省が今月、少女像の移転に向けた公文書を地元自治体に送付したと明らかにした。

 韓国政府が移転に向けて、初めて具体的な働きかけをした。ただ、地元自治体は移転を受け入れようとしておらず、早期移転のメドは立っていない。

 公文書は、少女像が設置された道路の管理者である釜山市東区などに送られた。「慰安婦問題の歴史の教訓を長く記憶できる、より適切な場所に移す案について知恵を絞る必要がある」とし、移転の検討を求めている。しかし、同区関係者は本紙に対し、「現区長の任期中に移転はないという立場だ」と、反対の立場を改めて示した。