官報によると、千葉県千葉市に本拠を置く自転車タイヤ開発の「株式会社デファクトスタイル」は、2月8日付で千葉地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
同社のホームページによると、2009年に設立の同社は、空気を使わず樹脂を使うことでパンクしない自転車タイヤ「EVARTube」（エバーチューブ）の開発・製造を手掛け、様々なメディアで大きく取り上げられたほか、千葉市産業振興財団が行うビジネスプランコンテスト「ベンチャー・カップCHIBA」で最優秀グランプリを獲得するなど話題となっていました。
また、2015年6月には千葉市内にて自動車タイヤ専門店を開店したものの、体調不良や経済的不安を理由として今年1月16日付で閉店していました。資本金は3000万円です。
事件番号は平成29年（フ）第93号で、破産債権の届出期間は3月10日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は4月26日までです。