日々、死と向き合って仕事をするには、強靭な胃が必要だろう。しかし、どんなに熟練した経験豊富な検視官や法医学者、監察医でも、仕事中に背筋が凍る思いをすることがときどきあるという。
解剖、エンバーミング、犯罪現場捜査、文字通りなんとも手が汚れそう仕事だが、誰かがやらなくてはならない。でも、最初のショッキングな通過儀礼を乗り越えることができれば、あとはとても興味深い仕事であり、一般の人が達することができない死生観を得ることができるだろう。
それでも、長いことこの仕事にたずさわっているいるベテランでさえ、ぞっとするおぞましいケースがあると言われている。ここでは海外掲示板Redditによせられた、ホラーだったりどっきりな出来事を見ていこう。
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1. 火災現場で丸焼けになっていた老人のニオイ
via:reddit
初仕事は、家の火事で死んだ老人のケースだった。完全に鎮火するまで、消防士たちは老人を回収することができなかったため、遺体はすっかり焼け焦げていた。ショックだったのは、そのにおいが豚の丸焼きのにおいにそっくりだったことだ。
解剖で胸郭を開いたとき、まるでそれはソースのかかっていない焼けたリブステーキのようだった。皮膚はパリパリにひび割れ、脂肪と体液が皮膚と開かれた胸郭の間のひだにたまっていた。3ヶ月間、ブタ肉が食べられなかった。
2. 魚の骨で串刺しの遺体
via:reddit
妹は組織学者だが、1度か2度、解剖の手伝いに行ったことがある。腸が異常に膨張して、固く癒着してしまった男性のことを話してくれた。調べを進めていくと、彼は魚の骨を飲み込んで、それが胃から腸へ刺さって串刺し状態になったことが原因で死んだらしい。
3.死者のおなら
via:reddit
新米の頃解剖した、銃で死んだ若い男のケース。彼は殺された夜にピザハットのピザを食べていた。彼の体をひっくり返して、弾道を探そうとしたら、圧力のせいかおならが出た。死者のピザのおならは、例えようのないにおいだった。
4. 死者の肺から音が・・・
via:reddit
検視局で2週間、法医学者と毒物学者について仕事をしたが、彼らが警告してくれなかったことがひとつあった。遺体をひっくり返すと、肺に残っていた空気がもれて音を発するというだ。
初めての解剖は、ショットガンで自分の頭をふっ飛ばして自殺した50代半ばの男性の遺体。検視官と助手が遺体をストレッチャーから解剖台の上に移動させると、遺体が突然、アウ〜〜ガガガガア〜とゾンビのような大きな声をあげた。肺から空気が漏れたのだ。肝をつぶして飛びあがって後ずさりしたわたしを見て、検視官は大笑いして、遺体に向かって"静かに! まだ君になにもしてないよ"と言った。
5. 牧師があそこにピアスを!
via:reddit
わたしは葬儀屋だ。遺体を整えるにあたって、エンバーミングする過程で遺体をきれいにしていたとき、遺体がプリンス・アルバート(息子スティックにするピアス)をしているのに気づいた。いったいどこが変かって? 80代の敬虔なるバプティスト派の牧師があそこにリングをつけているのを見るはとても奇妙だからだ。
6. 水死体の指紋の採取方法
via:reddit
友人の親戚だったか、両親の友人だったかで検視官として働いている人の話。ある日、川から引き揚げられた遺体が運ばれてきた。皮膚がぶよぶよになっていて、指紋がとれなかったので、その検視官の女性が遺体の指の皮膚を切り取って、それを自分の指にかぶせて内側から延ばし、指紋を採取したらしい。この世でなによりも気味悪いことだと思う。
7. バスタブで発見された遺体はどろどろに溶けていた
via:reddit
ドラッグとアルコールで自殺。それ自体はそれほど珍しいことではないが、ある人はボトル半分の酒で睡眠薬をひと瓶飲んで、熱い風呂に入った。その人はそのまま死んだが、近所の人が腐敗臭に気づくまで、当然、ずっと湯舟の中につかったままだった。
バスタブの湯の中でどろどろに溶けている遺体のにおいを想像できるといっても、実際には現場を見るのとは違う。そのにおいたるや強烈で、たいていの人は嘔吐してしまう(遺族からそのバスタブの清掃を請け負った業者でさえ)。
あえて言うなら、バスタブの温かい湯の中で死ぬと、巨大なクロックポット(電気鍋)の中で死体シチューになるとでも言おうか。
8. 殺された遺体を撮影し続けた祖父の末路
via:reddit
わたしの母方の祖父は犯罪現場カメラマンだった。これは祖父がわたしの父に語った、インド、ボンベイでの当時のある事件のこと。
連続殺人犯がボンベイの町に出没していた。彼はいつもホームレスの人たちを狙い、彼らが通りで眠っている間に大きな石を頭に叩きつけて殺していたという。
祖父はよく、被害者たちの写真を撮るために呼ばれた。祖父はアルコール中毒で死んだが、こんなおぞましい犯罪をしょっちゅう目の当たりにして、写真でこの惨劇を記憶に留めるものにしなくてはならなかった状態では、酒に逃げるよりほかになかったのではないかと父は言う。
母とおばたちはたびたび通りで前後不覚になっている祖父を見つけ、酒瓶を隠さなくてはならないほどだったらしい。だが祖父は決して子供たちに手をあげたりはしなかった。祖父のプロ魂が、彼を追い込んでしまったのかもしれない。
9. 殺人犯の解剖写真を見せたがる検視官
via:reddit
わたしは市の検視官としばらく働いたことがある。その検視官は、自分が手掛けた連続殺人犯の死後の解剖写真を持っていて、それをコーヒーテーブルの上にいつも置いていた。初対面でも親しみが感じられる人には、彼はいつもそれを見るよう勧めていた。
10. 解剖後にさすがにそれは・・・
via:reddit
母は小児科医だが、医大時代のとてもおもしろい話を聞かせてくれた。当時、母は寮ではないが、ひとつの家でハウスマザーと同じ学生仲間たちと共同生活をしていた。
ある日、みんなで丸一日かけて死体の解剖をした。特に胸の部分を。夕方には、みんなとてもお腹をすかせて家に帰ってきた。すると、ハウスマザーが大きな皿にリブ肉(胸の骨肉)を用意していた。みんなとんでもないと辟易して逃げ出した。
/ translated konohazuku / edited by parumo
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コメント
1.
2. 匿名処理班
元検死官の上野先生の本に亡くなった女性から胎児が体内のガスによって押し出されてきた話があった。自然現象とはいえ何とも言えない気持ちになるね。
3. 匿名処理班
...食事しながら見るんじゃなかった
4. 匿名処理班
検視官の人とか普通の精神じゃやっていけんと思うわー
5. 匿名処理班
上司「おじいちゃんを焼いた後に親戚一同で焼肉行った話をよく焼肉喰ってる時に言えるな!信じられないよ!!こっこのくそかす!!!」
6. 匿名処理班
指の皮を自分の指に被せて指紋採取って、CSIで何度か見たことあるな
7. 匿名処理班
うへぇ…と思いながら読んでいたけど息子スティックで全部ふっとんだ
8. 匿名処理班
不気味な出来事が起きるよ、
ほら〜
9. 匿名処理班
豚の皮膚?細胞?組織って人間に似てるんじゃなかったっけ。焼くと匂いから似てるのか
10. 匿名処理班
パースで大型トラック同士の正面衝突事故が目の前で発生した時なんですが…
トラックとトラックの間にワーゲンゴルフが…
あの惨状は今でも忘れられません。
トラックを追い越させまいと、ゴルフが喧嘩運転していたらしいのですが、巻き添えになった対向のトラックと、その後ろを走っていてトラックに追突したピックアップトラックのドライバーと助手席の女性まで亡くなる壮絶な事故でした。
11. 匿名処理班
え?どこが閲覧注意なの?
12. 匿名処理班
2の魚の骨はどんな魚を食べたんだろう
普通は胃液で溶けると思うのだが
13. 匿名処理班
グロいなぁ…こういう仕事絶対出来ないわ
14. 匿名処理班
おうふ…興味深い…
寝る前に読んで、いい夢見れそう(遠い目
15. 匿名処理班
息子スティックwwwwwwwwwwwwww
16. 匿名処理班
知人に7と同様なケースで発見された人がいるわ。
入浴中に心臓発作を起こして死んでしまい、風呂釜の
種火が付いたままだったから、まさに煮込み状態に。
発見された時には死後数日経ってて、首から下が
ドロドロにふやけて強烈な腐臭を放っていたらしい。
17. 匿名処理班
7は都市伝説、もしくは高橋葉介の漫画のネタだと思ってたよ!
18. 匿名処理班
医師に聞いたが彼の母校では解剖実習初日が終わるとみんなで焼肉に行く慣習だそうだ。
解剖はしばらく続くので後半になると平気になるが、最初はほとんどの生徒が食べられないそうだ(噂に聞いていたが実際にやるとは…禁止している学校もあるとも)
更に昔は素手で行うことも多く、脂肪が爪の間に残って臭いが消えないので大変だったとか…
あと「壁に耳ありは」ありえないとも言ってた
19. 匿名処理班
一生懸命仕事をしているな、と思った。
20. 匿名処理班
バスタブでドロドロになった遺体は、栓を抜いて流すと配管がダメになるので、手作業で全部掬い取らないといけないんだよね…。
21. 匿名処理班
今、ラーメン屋でチャーシュー食べながら記事を見てる。
……(゚Д゚)ウマー
22. 匿名処理班
盲腸を取った時、医者に切り取られた盲腸を見せてもらって「ホルモンみたい」と言ってそのまま焼肉に行った俺の家族。
23. 匿名処理班
お風呂でポックリシチューは日本ではよく聞くよね
24. 匿名処理班
.4
検死官人悪すぎんだろw
.5
まさかとは思うけど、由来はアルバート・フィッシュかな?
25. 匿名処理班
実際にご遺体に触れるのはとても勉強になったけど解剖実習でしばらく
筋肉組織はササミに見えるし、スクランブルエッグは脂肪の固まりにそっくりで見るのもキツかったなぁ
26. 匿名処理班
パルモさん、人生経験豊富だな
27. 匿名処理班
俺の死んだ爺さんは関東大震災の時、深川に住んでた。
焼死体が転がってるのを見ても、三日間で慣れるらしい。
28. 匿名処理班
べつに人間じゃなくても
下処理も何もしてない肉か魚でバスタブいっぱいの煮込み作って
それを腐らせたと考えたらおぞましい臭いになるのは想像つくな
保存容器ひとつ分ですら発掘して蓋開けるのは勇気いるのに
29. 匿名処理班
6と7はCSIで見たな
あのドラマは実際のエピソード元にしてることも多いから映像としていろいろ見れるよ
30. 匿名処理班
司法解剖の結果残念ながら死因は司法解剖でした。