プレミアムフライデーのおかげで、一昨日から急に仕事が忙しくなりました。
「プレミアムフライデー?何それ?」みたいな空気だったのが、今週の頭に経団連の偉い人が、各企業に対し参加を呼び掛けた事で、慌てて導入する企業や「プレミアムフライデー特売」を急に開催する小売店からの、急な発注で対応に追われていたのです。
金曜の3時以降を休みにする会社は仕事を前倒しにする事になるので、当然そのしわ寄せはこっちにやってきますし、金曜日から特売を開催する小売店からの急な受注も「ウチもプレミアムフライデーでんねん」と勘弁して貰う訳にはいきません。
一部のプレミアムな人間が休むために、我々のようなノープレミアムな人間が奔走させられるなんて、まるで中世の奴隷制度そのままではないかと憤慨しながら、クソ忙しいここ数日をなんとかやり過ごす事ができました。
プレミアムフライデーは愚策な気がするけど否定ばっかりしてても仕方ない
プレミアムフライデーに対する色んな記事を読んでも、そのほとんどが否定的な物ばかりで、私自身も急な納期の前倒しなど取引先からの理不尽な要求で、面白くない気分にも多少はなりました。
でも社会全体で見れば、自由な時間が出来てお金を使う人も多かっただろうし、プレミアムフライデーを理由に特売を行う事で、物を安く買う事ができた人もいるでしょう。私も嫌な気分になりましたが、我が社としては売上が増えた事は事実です。
賛否両論ありながらも、その恩恵を受けた人間は確実にいる訳だし、それが回り回って何らかの形で、自分の所にも帰ってくる可能性だっておおいにあります。閉塞した経済を活性化させようと、自分よりも遥かに優秀な人間が考えた事なのです。
だから狭い視野で自分の足元だけを見て「プレミアムフライデーは愚策」みたいに否定するのは、それはちょっと考えが足りないと思うし、始まったばかりの新しい試みが成功するかどうかなんて終わってみないと解らないものです。
それをやる前からあれこれ粗探しして「どうせやるだけムダやろ」とか否定して、かと言って現状維持で何もしなかったら「政府は無策無能」みたいに不平不満を言うんだろうし、対案もないんだから文句ばかり言わずに前向きに参加したらどうかと、私は思ってしまいます。
そんな私のプレミアムフライデーは
我が社には当然プレミアムフライデーなどなく、いつものように定時まで仕事をして帰途につきました。途中に立ち寄ったミスタードーナツで500円のドーナツを買い、スーパーの特売でコーラを買い、何となくプレミアムフライデーの雰囲気に乗せられ気分も明るくなりました。
足取りも軽く歩いていると、何とまた道端に落ちてるエロ本を発見し、それはAVのダイジェストDVDが付録に付いてるタイプの物だったので、私は辺りを見回し誰もいない事を確認してからDVDだけをポケットに忍ばせ、残りの本は悪書追放の白ポストでダンクシュートしました。
「こりゃプレミアムなフライデーになりそうやで」とほくそ笑み、帰宅し夕飯を食べ娘を風呂に入れ、家族が寝静まったのを確認してから、おもむろに拾ったDVDをデッキへと挿入しました。
最近AVをスマホで見ていたため、ほとんど起動していなかったDVDデッキがなかなか拾ったDVDを読み込まず、逸る気持ちが焦らされるもまた憎い演出のように感じてしまい、私の期待感は最高潮にまで達していました。
ダイジェストDVDの良い所は、自分でレンタルする時には絶対に見ないようなジャンルの作品が見れる事ですね。私はマゾなので普段なら絶対にレイプ物をチョイスする事はないのですが、このDVDには、途中から女性が感じ出すパターンのレイプ物の作品が入っていました。
どうせつまらんやろ…と思いつつも、せっかくなので見たら、これが思いがけず素晴らしい内容だったので、当初「これでしころーっと」とあらかじめ目星を付けていた熟女による筆おろし物に至るまでに、レイプ物でしこってしまいました。
おお…また新しいしこりネタのジャンルを発掘したな…と思わぬ期待外れに一人ほくそ笑み「どうせ~やろ」と先入観を持って否定していては、新しい発見など無いのだなと改めて実感する事ができました。
何でも試してみないと解らんもんやね~
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