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<在日中国人のブログ>「仮面」は日本人が生きていくための大切な道具

配信日時:2011年9月7日(水) 10時15分
<在日中国人のブログ>「仮面」は日本人が生きていくための大切な道具
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5日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健(こう・けん)氏は、「仮面は日本人が生きていくための大切な道具」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。資料写真。
2011年9月5日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健(こう・けん)氏は、「仮面は日本人が生きていくための大切な道具」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。

日本人は「内と外」をはっきりと区別する民族だ。親しい人に見せる顔とよそ行きの顔を使い分けている。よそ行きの顔は仮面と同じで、綺麗に装ったものだ。このような価値観は日本の伝統文化が生み出したもので、日本式の処世術や倫理観といえる。日本人は他人との付き合いで自分を出し過ぎてはならないと、小さいころから教育されているのだ。

日本人が被っている仮面は、本当の姿を「ごまかす」ためだけでなく、「役になりきる」ためのものでもある。日本人のように「大半の時間を演技している」民族は珍しい。そして、とても「面目」にこだわるが、そうでない時の差も激しい。日本には「旅の恥はかき捨て」という言葉があるが、これこそが日本人の思想と行動を如実に表している。

以前、生真面目で道徳的な日本の大学教授がタイで「子ども買春」の罪で現地警察に逮捕された。これこそまさに「恥のかき捨て」の典型。日本人の多くは海外に出た時は、仮面を脱ぎ棄ててしまうらしい。日本通で知られるライシャワー元駐日米大使もかつて、「日本人は他人との付き合いで表面的な顔しか見せない」と語っていた。

その人を理解する最初の手掛かりは「顔」というのが常識だろう。その人の顔や表情を見れば、民族や性別、年齢、性格などが大体読み取れる。だが、日本人に対してはこの常識が通用しない。なぜなら、日本人は常に仮面をかぶっているからだ。仮面は常に同じ表情しか見せない。(翻訳・編集/NN)

●孔健(こう・けん)
孔子の直系第75代目の子孫で、孔子研究家、日中関係評論家。山東大学日本語学科を卒業、1985年に来日。96年、チャイニーズドラゴン新聞を創刊。NPO法人日中経済貿易促進協会理事長などさまざまな日中関連の機関で代表を務める。「日本人は永遠に中国人を理解できない」「日本との戦争は避けられない」など著書多数。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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