フリーランスの立場であるからこそ、会社勤めの方々のありがたさを痛感します。皮肉ではありません、マジです。
サラリーマンがいなくなれば日本は潰れます。そのあとを次ぐように(いやその前に)フリーランスもほぼ全員潰れます。
理由は簡単。フリーランス的な仕事が成り立つためには、他でもないサラリーマンが産業の基盤を整えておく必要があるからです。
フリーランスの皆さん、あなたはどこから仕事をもらっていますか?同じフリーランス同士でやりとりすることもあるでしょうし「いや、オレはアフィリエイトや通販で直接ユーザーから…」なんて言う方もいるかもしれません。
では聞きますが、アフィリエイトや通販の仕組み、そもそも、インターネットはどこのだれが作って、いまどこが運用しているものでしょうか?フリーランスが運営してますか?違いますよね。
もっと根本的なところになると、交通・電気・水道・通信・飲食、諸々のインフラはだれが支えていますか?フリーランスだけですかね?違いますよね。
サラリーマンを蔑(さげす)む一部フリーランスの小気味悪さ。
なんでこんなこと言ってるのかというと、最近めっぽうフリーランスが増えたことにも関連があります。
誰から望まれたわけでもなく、大した想いや理念なしに勝手に起業して「我は神なり」とでも勘違いしてるのか、事あるごとにサラリーマン否定・批判する一部フリーランスの輩が最近目につくんです。
正直気味が悪い。
フリーランスが全員死んでも世の中何も変わりませんが、サラリーマンが全員死んだら社会が成り立たなくなることくらい簡単にわかるはず。
そんなことどこ吹く風で、会社勤めの方々を一方的に批判するフリーランスが死ぬほど苦手です。絶対一緒に仕事したくない。
特に、起業することそれ自体が目的化している残念な人に多いです。だれのため、社会のために何がしたいのか明確になってる人に、そんな輩はほとんどいません。
「政府が副業を正式に支援」みたいなニュースが出て以降「時代が俺についてきた」とでも言いたいのか、サラリーマン否定一辺倒に走る輩がいて、ちょっとイラついたので書きました。
サラリーマンもフリーランスも認め合って、お互い気持ちよく仕事できるといいですよね。
(1075文字、執筆時間7分)