マクロミルは31日、創業者の杉本哲哉氏が同社の役員を同日付で退任すると発表した。杉本氏は2014年11月、買収したオランダの調査会社メトリックスラボを率いていたハン・デ・グルート氏にグローバルCEOの座を譲り、代表権のない会長に就いていた。マクロミルによると、「グローバルマーケットにて将来の成長を続けるための基盤が整ったいま、新体制へ経営を引き継ぐことが最善であると考え、このたび退任を決意した」としている。
杉本氏は2000年にマクロミルを創業。黎明期のインターネット調査市場をけん引し、2004年に東証マザーズに上場(のちに1部)。ヤフー傘下の同業「ヤフー・バリュー・インサイト」との統合や、電通との合弁会社「電通マクロミル」を設立するなど、ネット調査国内最大手の地位を確立した。2013年から2014年にかけて、ベインキャピタルのTOBを受け入れ上場廃止に。その後のメトリックスラボの買収で海外展開への足がかりをつけた。
なお、杉本氏が2012年に設立した、ニュースキュレーションアプリ「Antenna」を運営するグライダーアソシエイツの社長は継続している。
マクロミルの人事は次の通り。
3月31日
退任(取締役会長)杉本哲哉
4月1日付
代表執行役グローバルセールス担当(代表執行役日本アジア担当)小西克己
執行役日本担当兼グローバルCAO(執行役管理部門担当)杉山直也
執行役グローバルCTO、小川久仁子
執行役グローバルCFO、城戸輝昭
執行役グローバルCSO(執行役)西直史
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