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女性職員3人の労災認定 PTSDで

 昨年7月に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件で、事件当時現場にいた当直の女性職員3人が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などで一時出勤できなくなったとして今月、相模原労働基準監督署に労災認定されていたことが関係者への取材で分かった。他に職員2人も精神的ショックを受けたとして労災申請中という。

 神奈川県警によると、事件当時、園では男女8人の職員が当直勤務中で、このうち5人が植松聖容疑者(27)=殺人容疑などで送検=に結束バンドで手すりに縛りつけられるなどし、うち女性2人がけがをしたとみられている。

 事件後、県や同市は園に精神科医らを派遣し、職員の心のケアを続けている。今月3日に記者会見した入倉かおる園長によると、職員の一部は事件の影響で制限勤務を続けているが、退職者や休職者はいないという。【福永方人】

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