中村光
2017年2月22日19時41分
回転ずし最大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)を傘下に持つスシローグローバルホールディングス(HD)が、3月30日付で東京証券取引所に株式を上場することになった。2009年に上場廃止となって以来、上場は約8年ぶり。
22日、東証が承認した。売り出し価格は3月21日に決まり、上場先は東証1部になる可能性が高い。
スシローグローバルHDはあきんどスシローの持ち株会社で、現在は英投資ファンドのペルミラが株式の9割以上を持つ。上場後、ペルミラの保有割合は30%を下回る計算となる。ペルミラは、スシローの好調な業績を背景に高値で株を売れると判断したとみられる。一方、スシロー側は国内外の出店拡大に力を入れており、上場で資金調達の幅が広がるとともに、ブランド力の強化も期待する。
あきんどスシローは03年に東…
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