はじめに
こんばんは。書く習慣コーチングのカクノシンです。
今回は前の記事に引き続き以下の5章立ての第3章と第4章の
「計画案をまとめる」と「問題解決の手順」を紹介します。
第1章 より良い計画を立てる
第2章 科学的根拠に基づいた計画の立て方
第3章 計画案をまとめる
第4章 問題解決の手順
第5章 問題解決モデル
計画案をまとめる
5W1H+if
なぜ WHY 目的・方針・使命
なに WHAT 事柄・項目・物事
どこ WHERE 場所・地名・部分
いつ WHEN 時刻・月日・期間
だれ WHO 氏名・人員・人柄・人数
どのように HOW 方法・予算・技術
+
if(もしも) 代替案
計画を立てるために5W1Hを「なぜ」やるのか、「何を」やるのか、
「どこ」でやるのか、「誰が」やるのか、「どのようにやるのか、
というように組み込んでいくことが大切です。
しかし、これだけだとまだ甘い計画となります。
”if=代替案”をすべての項目に網羅しておかなければなりません。
5W1Hのすべてに”if=もしも”を付けます。
例えば明日、雨が降ったらこうしようとか、渋滞したらこぅしようとか、
「こうしよう」が何個あるかがその計画の厚さになります。
ifの入っていない計画は、計画ではありません。
問題解決の手順1(問題発見とそのポイント)
この内容は、Plan→Do→Seeの”See”の部分に当たります。
問題が起きた後、どのように反省していけばいいか、とうことを見ていきましょう。
まずあなたがやろうとしていたことについて、次の質問を投げかけてみましょう。
①目標・目的が分かっていましたか?(なすべきことは何か)
まず「何がしたかったのか」、その原点に戻りましょうということです。
目標・目的ということは『何をどのように達成したいと考えるか』ということです・
つまりこの①では「何をどのように達成したいと考えるか」が不明確ではなかったのか、ということです。
②方法に間違いはありませんでしたか?(やるべきことはやったか?)
プランは立てました。しかし、計画を実行に移す時に計画通りに実行しましたか、
ということです。
例えば今度テストがあるので、テストまでの勉強スケジュールを細かく練りましょう。
「○時から○時までは、これをやろう」と。
しかし、その計画を立てことで満足して寝てしましました。
この場合、プランを立てるまでは良かったのですが、そのプランどおりにやらなければ意味がありません。
プランを立てたことで『勉強した気になっている』だけの状態です。
これでは上手くいきません。
③現状が整理されてますか?(どうなっているのか?)
結局、反省する時に「どこが、どういう風なメカニズムとなって良い結果が得られなかったのですか?」がよく分かっていますかということです。
④ズレの原因がわかっていますか?(なぜそうなったのか?)
ここは、②で例えると「やるべきことをやらなかった」それではなぜやるべきことをやらなかったのでしょう?
その原因として甘さであったり、意志の弱さということが考えられます。
「適当にやってしまった」→なぜ、適当にしたのですか?
「報告をしなかった」→なぜ、報告をしなかったのですか?
「このくらいはいいだろうと思った」→なぜ、そう思ったのですか?
すべたは『甘くみている』というのが原因です。
⑤ズレの対策は明確ですか?(どうすればよいのか?)
最後に「どうすれば良いのか?」ということを明確にしてプランに組み込んでいきます。
しかし、多くの人は「失敗した」「じゃあ、どうする」というように問題が起きた後、まず「どうすれば良いのか」を考えてしまいます。
問題が起きたら。これまでの①から④を考えて、最後に⑤の「どうすれば良いのか」を考えなければいけません。