衆院予算委 採決日程の協議で折り合わず
衆議院予算委員会の理事会が開かれ、与党側が、新年度(平成29年度)予算案について、来週27日に採決を行いたいと提案したのに対し、民進党などは、審議を続けるよう求めて折り合わず、引き続き協議することになりました。
新年度(平成29年度)予算案の審議を行っている衆議院予算委員会は、22日から、各府省の政策課題などを審議するための分科会が開かれていて、理事会では23日以降の審議日程を協議しました。
その結果、23日午後、一般質疑を行い、24日の午前中、安倍総理大臣に出席を求めて、「安倍内閣の基本姿勢」をテーマに集中審議を行うことで与野党が合意しました。
そのうえで、与党側は、来週27日に行う締めくくりの質疑のあと、直ちに採決を行いたいと提案したのに対し、民進党などは、審議を続けるよう求めて折り合わず、引き続き協議することになりました。
一方、理事会で、民進党は、大阪・豊中市にあった国有地が学校法人「森友学園」に鑑定価格より低く売却されたことについて、事実関係を明らかにする必要があるとして、籠池泰典理事長の参考人招致を求めましたが、与党側は「今後の状況も見極める必要がある」として、合意には至りませんでした。
その結果、23日午後、一般質疑を行い、24日の午前中、安倍総理大臣に出席を求めて、「安倍内閣の基本姿勢」をテーマに集中審議を行うことで与野党が合意しました。
そのうえで、与党側は、来週27日に行う締めくくりの質疑のあと、直ちに採決を行いたいと提案したのに対し、民進党などは、審議を続けるよう求めて折り合わず、引き続き協議することになりました。
一方、理事会で、民進党は、大阪・豊中市にあった国有地が学校法人「森友学園」に鑑定価格より低く売却されたことについて、事実関係を明らかにする必要があるとして、籠池泰典理事長の参考人招致を求めましたが、与党側は「今後の状況も見極める必要がある」として、合意には至りませんでした。
参院は送付後直ちに審議入り
一方、自民党と民進党の参議院国会対策委員長が会談し、新年度(平成29年度)予算案が衆議院から送られてくれば、その翌日から、参議院予算委員会で、安倍総理大臣とすべての閣僚の出席を求めて基本的質疑を行って、実質的な審議に入ることで一致しました。
また、民進党は、伊達参議院議長の本会議での議事運営について、「もう少し緊張感を持ってやってもらいたい」と述べました。
また、民進党は、伊達参議院議長の本会議での議事運営について、「もう少し緊張感を持ってやってもらいたい」と述べました。