2017年2月22日22時38分
名古屋市西区の市営地下鉄庄内通駅構内のトイレで22日朝、団体職員の男が「背後から刺された」と交番に届けた事件で、愛知県警は同日、この男がうそをついていたとして偽計業務妨害の疑いで緊急逮捕し、発表した。容疑を認め、「けがをすれば、仕事にいかなくていいと思った」などと話しているという。
西署によると、逮捕されたのは愛知県春日井市東野町3丁目、団体職員三浦勝容疑者(54)。午前7時20分ごろ、トイレ内で自分の背中の左下部を包丁(刃渡り13センチ)で刺した後、近くの交番に「見知らぬ男に背後から刺された」と虚偽の被害を申告。警察官を出動させるなどして県警の業務を妨害した疑いがある。
背中には長さ約2・5センチの切り傷があり、署が治療を待って事情を聴いたところ、三浦容疑者は自分で刺したことを認めたという。包丁は、駅出口近くの植え込みで見つかったという。
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朝日新聞社会部