「最後のオペ」記念撮影を院長謝罪

02/22 01:27
SNS上にアップされた、1枚の写真。真剣に手術をしているとみられる医師と対照的に、ピースサインをしてみせる看護師。さらに、カメラ目線でポーズをとる医師たちの姿もあった。しかし、その下には、手術台に横たわる患者の手。この写真は、1月31日に、福岡県の村上外科病院で、腕の手術中に撮影されたもの。手術に立ち会った看護師の1人が、SNS上に公開したことで発覚した。
なぜ、このような写真を撮影したのか。
撮影を指示したという村上直秀院長(85)は、FNNの取材に対し、「僕が手術につくのが、これが最後だろうから、1枚撮っておこうということで撮った」と話した。
最後のオペの記念とはいえ、全身麻酔で眠らせ、何が起こるかわからない状態の患者と写真を撮るという、非常識な行動。
これまでも、手術室内で記念写真を撮影したという院長は、「患者に申し訳ないことをした。軽率だった」と謝罪している。 (テレビ西日本)

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