21日付韓国経済新聞によると、サムスン電子がバッテリーの発火で生産中止となった「ギャラクシーノート7」を準新品(リファビッシュ製品)として再発売する方針のようだ。インドやベトナムなど新興国での販売を目指すもよう。
リファビッシュ製品は、初期不良などで回収された製品の正常な部品を集めて組み立て、新品に準じる状態に仕上げた製品を指す。
サムスン電子は、6月ごろに小容量のバッテリーを搭載したノート7を発売する検討に入った。ノート7の本来のバッテリー容量は3,500mAhだが、新たに搭載されるバッテリーは3,000~3,200mAhほどになるという。部品の大部分はそのまま使用し、ケースなどは新しいものを用いる。
リファビッシュ製品を発売することで、在庫負担を軽減する狙いがあるもよう。ノート7は全世界で306万台が売れ、これまでに98%が回収された。
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