【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は22日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件について、北朝鮮国籍者が容疑者となっていることを挙げ、「以前にも述べた通り、背後に北(政権)がいることは確実視される」と述べた。
一方、金委員長の側近で政権ナンバー2とされる崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長の現況について、鄭報道官は「特に言えることはない。(崔氏について)われわれが持っている情報はない」と説明した。崔氏はここ3週間、公の席上に姿を見せておらず、訪中したとの説や病気との説などが出回っている。