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前の記事「「ほの国」豊橋・豊川は魅どころいっぱい3(二川宿3[本陣ひなまつり・駒屋 福よせ雛])」
から続いています
※タイトルの『魅どころいっぱい』は『不思議な魅力がある』という意味で『魅』を採用しています
ひなまつりを満喫した後、二川宿を出発して、バスはランチに向かうところです
昼食のうどん屋へ向かうバスの中では、東三河県庁 原部長から豊橋カレーうどんの説明が行われました。コロッケ食べていたので、全部メモできていないのですが(ごめんなさい<(_ _)>)
・とろろは豊橋 雲谷エリアで自然薯が有名だから
・うずら卵はほとんどが豊橋で生産されている
豊橋カレーうどんとなる、決め手の材料の2つは豊橋を代表する食べ物のようです
お店に着く少し前、バスガイドさんが『岩屋観音』様を説明してくれました。小高い山の上にある観音像です。完全にメモできていないので、豊橋観光コンベンション協会のホームページ「岩屋観音と岩屋緑地|観る|観光スポット|公園|ええじゃないか豊橋|豊橋の観光とお土産ガイド」から引用させていただくと
天平2年(730)、行基がこの地に赴いたとき、その風景に見せられて千手観音像を刻んで岩窟に安置したのが起源とされています。以来、東海道を往来する旅人たちの信仰を集めました。岩屋山頂の聖観音立像は明和2年(1765)に建立されましたが太平洋戦争中に供出されてしまい、現在のものは昭和25年(1950)に再建されたものです
行基様が起源と聞くとものすごくご利益があるように感じてしまいます。太平洋戦争で供出された後、昭和25年に再建とあるので、再建を多くの人が願った観音様のように感じます
眺めも良さそうなので、行ってみたい場所です(また行きたいところが増えてしまった^^;)
二川宿を出て10分ほどで、本日のランチ「勢川 大岩店」へ到着!
豊橋カレーうどんでは有名なお店とのこと。チェーン店なのですが、ネットで検索してみると
www.segawaudon.com大正3年創業の老舗でした
ここ「大岩店」は平成18年と比較すると新しいお店でしたが、店主さんは平成8年からのキャリアありです。新店が立ち上がると実績のある人が店主になって、修業を認められた人が前の店を受け継ぐみたいです。味の維持にこだわりのある店と感じました
イチ押しメニューが各店で違うのも面白い^^
※なんとなく食レポっぽい^^
バスを降りたところにあった『ランチ』と書かれたブロック。ランチタイムが終わるとどのように扱われるのか、とっても気になります
全員で一気にお店の中へ
外の看板は『のん処 勢川』、雰囲気のある字で書かれています(のん処って、どういう意味なのでしょうか? 気になります)
足下のマットは『豊橋カレーうどん』
中に入ると暖簾は『地粉うどん 勢川』、意外にも統一されていません
気になる『地粉うどん』ですが、厨房の上に大きく説明がありました
当店では季節に応じ、ご当地の小麦粉をはじめ、日本全国の内麦(地粉)を厳選し、独自のブレンドをした粉を使用しています
小麦本来の風味と自家製手打ち式麺の食感は当店自慢の「地粉うどん」です
なんかコーヒーショップみたいな説明です。やっぱりこだわりのお店という感じがします
既にテーブルには『豊橋カレーうどん』が配膳されていました
復習しましょう! 『豊橋カレーうどん』の5箇条
1.自家製麺を使用する
→さきほどの説明を読む限りバッチリ
2.器の底から、ご飯・とろろ・カレーうどんの順に入れる
→見えないけど問題なさそう
3.豊橋産うずら卵を使用する
→おや?
よく見ると『うずら卵』が見当たりません。隣の方の前にあるうどんには卵型の物体がカレーに沈んでいます
少し箸を入れて、うどんを避けてみましたが、やっぱりありません^^;
これは『豊橋カレーうどん』じゃない(笑)
お店の方にお願いして、うずら卵(3個)を持ってきていただきました
発掘作業のおかげで、ビジュアル的にうどんが前面に出てきてしまいましたが、薬味のネギと添えられていた福神漬をのせて、無事『豊橋カレーうどん』が完成^^
『豊橋カレーうどん』に食べ方があります(テーブルにあった食べ方の説明を写真に撮り忘れてしまったので、豊橋観光コンベンション協会のホームページ「」から引用させていただくと
「豊橋カレーうどん」の食べ方
1.カレーうどんをふつう通りに味わう!
POINT:麺の底へ箸をさして混ぜないように
楽しみが半減するよ
2.うどんを食べ進めると、うどんの下から「とろろがのったごはん」が出てくる!
3.カレーと絡めて二度目の味を楽しむ!
となっています。かき混ぜずにうどんを食すのがポイントのようです
いざ実食^^
カレーは固めで麺に絡みやすくなっています。出汁が効いているそばやさん・うどんやさんのカレーです。コシのある麺は食感がよかったです
少しわかりづらいですが、うどんを食べ終わった頃、器の底の方にあるカレーを少し避けると、とろろ見えます(食べかけですいません。もう少し丁寧に食べれば良かった)
ここからはスプーンでカレーライスとしていただきます
とろろとカレー、なかなか表現しづらいインパクトがあります(個人的には、最後のご飯を食べるにはもう一段辛い方がいいかなという感じです)
とろろとご飯の間にもう少し辛めのカレーを入れるのはどうでしょうか?(手間はかかりますが、最後に味に変化が出るので、さらに美味しくなりそうな感じがします)
上から撮影したら、これまたわかりづらくなってしまいましたが、かなり底が深い器で、ご飯もたっぷり入っていました(コロッケも食べていたので、かなりお腹いっぱい)
さて、この『豊橋カレーうどん』の仕掛け人は豊橋観光コンベンション協会 鈴木惠子氏だそうです(実は後ほど吉田神社で説明をしてくださる方です)
写真撮り忘れたのですが、東三河県庁のホームページに紹介されています→記事「「豊橋カレーうどん」の開発からフィルムコミッションまで幅広く活躍 豊橋観光コンベンション協会 鈴木惠子さん | 東三河県庁のポータルサイト | 穂っとネット東三河」
本記事中で企画意図を話されているのですが、少し引用させていただくと
まず、企画の段階から情報発信を意識して、どうしたら注目し、取り上げてもらえるかを考えながら立案をしていました。
そこで、ただのカレーうどんではなく、一見ミスマッチに見えるとろろを組み合わせることでインパクトを意識し、発売の段階からTVや新聞に取り上げてもらえるよう心がけました。
情報発信の仕方として具体的には、新聞に大きく取り上げてもらうことで必然的にTV局の方に注目してもらえるようにしたり、新聞に掲載された当日により詳しい内容を地元の情報誌に載せてもらうことで、一気に認知度をあげるという作戦をとりました。
また、市民に愛されないものが、全国に愛されるものにはならないと思い、市民の方々に知っていただき、一緒に盛り上げていけるものにすることも重要でした。市民の方々にいちはやく浸透させるために、情報発信に注力し、また、スタンプラリーも行いました。
とあります。戦略的に生まれた『豊橋カレーうどん』、かなり感動しました!(これが仕掛けるってことだよね)
認知度を上げることはもちろん大切ですが、やみくもに何でもやるのではなく、細かい部分にもこだわりをもって仕事をしていました。
特に、メディアに取り上げていただくタイミングは重要でした。市民に浸透していないまま全国ネットの番組で放映されても意味がありません。そういう訳から1度取材をお断りしたことがあります。
豊橋でしか食べられないということや、おいしさへのこだわりを忘れないように心がけています。レトルトでは本当においしいものはできないという考えから、コンビニなど全国的な商品化のお話を全てお断りしています。
明確なポリシーを持って推進されています。どういう形で盛り上げていくかを組み立てていることにも感銘を受けます。松井玲奈ちゃんを『豊橋カレーうどん大使』にしているのにも戦略を感じてしまいます
今後は「豊橋カレーうどん」ではなく、「豊橋うどん」それ自体をブランド化することが目標です。最終的には、日本の3大うどんのなかに「豊橋うどん」という名前があがるようになり、その大枠の中に「豊橋カレーうどん」があるという段階までもっていくのが理想です。
最近では、TVの取材の際に、「豊橋カレーうどん」だけでなく、「豊橋うどん」本来の良さのわかる「にかけうどん」も取り上げてもらうようにしています。
うどんで国盗りという感じがします。勢いがあります。東三河らしいグルメです。理想達成が楽しみです。それにして『にかけうどん』を食べてみたくなりました
閑話休題、食事に戻ります
お腹いっぱいですが、デザートの『おはぎ』が待っています^^;
テーブル横にあったメニューを見ると、餅米、小豆ともに素材と製法にこだわっている『おはぎ』なのです
メニューみたいに割ってみました。美味しそうです
別腹を起動しま~す^^
ひかえめな甘さで『豊橋カレーうどん』を食べた後でも、違和感なく、すんなりお腹に入ってくれます。おはぎ好きにはたまらない美味しさ^^ これはこのお店に来たら、ぜひ食べたい一品
ふとテーブル横のメニューを見ると『豊橋カツカレーうどん』とか『豊橋エビカレーうどん』とかもあるみたい(*゚Д゚) これにカツが入るとどんな感じになるのでしょうか? とっても気になります(食べてみたい)
店頭ではテーブルが空くのを待っているお客さんがたくさんいるようなので、外へ出ることにしました(ツアーだからといって必要以上にテーブルを占有してしまい、他のお客様の食事を邪魔したり、待ち時間を不快にしたくはありません)
外に出てみると『桜えび塩天丼』が目に入ります(これも食べてみたい)
カレーうどんだと『地粉うどん』の風味が少し消えてしまっているような気がしたので、次は普通のうどんをやっぱり食べてみたくなりました
次に豊橋に来たら、温かいかけうどんの上に、かまぼこ、刻んだ揚げ、茹でた青味野菜、花かつおがのっているだけ(らしい)の『にかけうどん』を食べて、うどんの風味を思う存分味わいたいですね
頑張れ!『豊橋うどん』 ⊂(^・^)⊃フレー\(~0~)/フレー
1箇所での飲食でこんなに長い記事を書いたのはメイン・サブ合わせて初です。予想以上に長くなってしまったので一旦終わります
次の記事「「ほの国」豊橋・豊川は魅どころいっぱい5(路面電車)」に続きます
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