こんにちは。ライターの斎藤充博です。
西川口の名店「異味香」で春節に合わせた新年会
異味香(イウイシャン)は西川口で26年営業している中華料理店だ。外から見るとなんてことのない小さなお店なんだけど、料理がどれも安くておいしくて、しょっちゅうテレビや雑誌に出ている。ぼくもいろいろなところで何度も紹介させてもらった。
今日は異味香と常連さんたちの新年会だ。もう2月なんだけど、中国の春節に合わせてのことである。
紹興酒(5年熟成)のフタがなかなか割れない
新年会は、5年熟成させた紹興酒のフタをトンカチで叩き割るところからスタートした。でもこれが石膏で固められていて、なかなか割れない。音が商店街に響き渡る。
でかい音がするもんで、その辺の通行人も集まってきてしまった。
紹興酒のフタがなかなか割れないところがおもしろくて、参加者とその辺の人がみんなでゲラゲラ笑いながら何枚も写真を撮っていた。 でもよく考えたら何がおもしろいんだろう? この紹興酒、飲む前から酔っぱらえるな・・・。
紹興酒は常温で。
常連の方に「ここの紹興酒は常温が一番うまいんだよ! 常温で飲みな!」と言われたのでそれにならった次第である。
ふだん紹興酒なんてそうそう飲まないんだけど、さっぱりしていてまろやかで、これはうまい。スイスイいけちゃう。しかしうまくて度数の高い酒って、要注意なんだよなあ・・・。ちょっと気を付けて飲まないと・・・。明日も仕事だし・・・。
ちなみにぼくの目の前に座っていた女性は
わりと序盤からトバしまくっており、マジでうらやましいと思った。
コイン入り餃子で新年の運を占う
これは新年会の特別メニュー「春節の幸せを呼ぶコイン入り水餃子」だ。餃子の中に硬貨や木の実などが入っていて、出たもので新年の運を占う。フォーチューンクッキーの餃子版みたいなことだ。中国の北部ではそういう習慣があるらしい。
食べてみると、口の中に硬いものが・・・。これって・・・明らかに・・・
あった。一つしか入っていない500円玉! いやー。口の中でも500円玉ってわかるものだね。これで今年の運勢は餃子の神様に保証されたことになる。あと、単純に500円儲かってうれしい!
ちなみに上の写真、序盤から紹興酒でトバしまくってた女性に撮影してもらったために指が写り込んじゃってます。
この人、「私も当てるぞ!」って感じで水餃子食べまくっていた。そういえば、この人名前も知らないや。まあいいか。みんな同じ異味香ファンだ。
絶対に食べてほしい冬季限定カキのチリソース
異味香で一番おすすめのメニューがこちら。冬季限定のカキのチリソースだ。
これはもう本当にものすごく複雑な味。チリソースって甘くて辛いだろう。そこにカキが持っている海の味がガッツリと合わさってくる。味のパズルがあるとしたら、まちがいなく完成形はこれだ。
うまいうまい。メッチャクチャにうまい。この時に髪の毛が不自然にハネているんだけど、カキのチリソースがうますぎて立ち上がっているんだと思う。
カキの仕入れがあるうちだけまでのメニューなので、みんな今すぐ有休とって異味香に急げ!
新メニュー霧島豚香草焼きハニーマスタード添え
今日初めて出るメニュー「霧島豚香草焼きハニーマスタード添え」 だ。トマトとレモンの薄切りで肉をはさんで食べる。
この料理が出てきたときに「なにこれ、全然中華料理じゃないじゃ~ん」と声が上がった。みんな常連さんなので、遠慮なく言いたいことを言っちゃうのだ。
でも食べ始めたらみんなが一瞬で「うまい・・・」ってなったのがおもしろい。豚と一緒にフレッシュな酸味が口の中に走り抜ける。
作るのに時間がかかるらしくて、これを食べたい人は3日前に予約してほしいとのこと。
異味香に何度も来たくなってしまうわけ
これはユリのつぼみとエビの炒め。ふつうの炒め物もおいしい。これを食べながらぼくの隣の常連さんがこんなことを話していた。
「異味香って、さっぱりしていて全然しつこくないんだけど、味が足りないってことがないのよね」
「そうそう! だからいくらでも食べられちゃう」
これは本当にその通り。異味香の料理って優しい味がする。辛味やスパイスをたくさん使って、舌をびっくりさせるようなことをしない。一口目よりも二口目の方がうまい。食べ終えた後に胃もたれもしない。だから何度も来たくなってしまうのだ。
異味香発、西川口の名物B級グルメ「焼焼売」
焼焼売(やきしゅうまい)だ。でかい肉焼売を蒸した後に焼いたものである。強めに焼き目がついていて、パリパリしていている。焼売の皮のうまさについて考え直すことになるメニューだ。
異味香は、この焼焼売を西川口の名物B級グルメにするべく、ここ数年がんばっている。西川口周辺ではいろんなお店でそれぞれの焼焼売が食べられるので、ぜひ知っておいてほしい。
煎人餃子。ふつうの焼き餃子のようだが、ものすごくでかい。
餃子がテーブルに来た瞬間に食べてたら「熱すぎて味がわからない!」ってなってしまった。でもなんというか、熱すぎてわからないなりに、うまさの幻影みたいなものは口の中で感じらてよかった。
ちなみに、他の常連の人はちゃんと食べるタイミングわかっているらしく、適温になるまで箸を付けなかった。みんなわかっているんだなー。
あと、あまりのうまさに写真を撮るのを忘れていたんだけど上海蟹カニみそ入り蒸し餃子というのもあった。餃子の皮に封印されていたカニみそが、口の奥で一気にはじけて広がる感じ、たまらん。
締めにチャーハンと
ラーメンも出てきた。もう満腹だ!
紹興酒のボトルもらいました
一番最後に「コイン入り餃子」で500円当てたので、紹興酒のボトルキープをプレゼントしてもらえた。 うれしいんだけど、ただちょっと、今は家が遠くて、そんなしょっちゅうここに来られないんだよな・・・。ちなみにボトルに書いておいた名前は「みんなのごはん」。まあ、なんというか、好きなようにしてほしいと思う。
行ったお店
異味香(イウイシャン)
電話:048-258-3256
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
プロフィール
斎藤充博
1982年生まれの指圧師(国家資格)。「下北沢ふしぎ指圧」を運営しています。インターネットで記事を書くことをどうしてもやめられない。
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