平安時代の街路樹か 狭い間隔で並ぶ柳の木の根
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鳥取市の青谷横木遺跡の調査で、狭い間隔で直線上に並ぶ柳の木の根が出土したことがわかり、鳥取県埋蔵文化財センターは、平安時代の山陰道の街路樹の可能性が高く、当時の街道の様子を知る全国でも初めての貴重な成果だとしています。
鳥取県埋蔵文化財センターによりますと、鳥取市にある青谷横木遺跡で平成27年行われた発掘調査の結果、50センチから2メートルの間隔で直線上に並んだ木の根が合わせて18か所で見つかりました。
この根を詳しく調べたところ、見つかったのは10世紀後半の平安時代に植えられた柳の木で、狭い間隔で直線上に並んでいることから、当時この場所にあった山陰道の街路樹の可能性が高いということです。
奈良時代や平安時代の文献や和歌には、当時の都に街路樹が植えられていたことが記されています。
鳥取県埋蔵文化財センターは、古代の街路樹の跡が実際に見つかったのは国内では初めてだとしたうえで、「平安時代の山陰道などの様子を知ることができる貴重な成果だ」と話しています。
この根を詳しく調べたところ、見つかったのは10世紀後半の平安時代に植えられた柳の木で、狭い間隔で直線上に並んでいることから、当時この場所にあった山陰道の街路樹の可能性が高いということです。
奈良時代や平安時代の文献や和歌には、当時の都に街路樹が植えられていたことが記されています。
鳥取県埋蔵文化財センターは、古代の街路樹の跡が実際に見つかったのは国内では初めてだとしたうえで、「平安時代の山陰道などの様子を知ることができる貴重な成果だ」と話しています。