ANA国内線特典航空券は基本的に2ヵ月前から発券可能ですが、裏技を利用して2ヵ月+14日前から発券することができます。ANA国内特典航空券を2ヵ月+14日前に発券する裏技については少し前に投稿した以下の記事をご覧下さい。
ANA便で国内へ旅行する場合はこれが限界だと思ってたんですよね。この時までは…。しかし、一工夫+一手間加えることで、制限はあるもののもっと前から航空券を発券できるんですね。
今回は夏休みに羽田-那覇便の予約をする例で、2ヵ月+14日前よりさらに前に発券する方法を紹介したいと思います。
ANA国内線特典航空券のルール
上記で紹介している記事の中にANA国内線特典航空券のルールを一覧で記載していますが、今回関連するルールをピックアップします。
・予約は2ヵ月前(+14日前)から可能
・ブラックアウトの期間がある(8/11~8/13羽田発など)
・シーズンによって必要マイル数が変わる(例えば2017年は8/10~8/21はハイシーズンで羽田-那覇便で往復21,000マイルかかるなど)
上記ルールから、最大2ヵ月+14日前からでないとANA国内線の特典航空券を発券できず、かつ繁忙期である8/11~8/13には羽田発の航空券などは発券自体不可となります。
那覇便を2ヵ月+14日前よりさらに前に発券する方法
それではどうやって那覇便を2ヵ月+14日よりさらに前に発券するかと言うと、ANA国際線特典航空券の提携航空会社を利用して発券するという方法です。この方法を知ったのは旅Mさん(id:investravel)の記事からです。
上記記事内では旅Mさんの特典航空券の発券ノウハウが記載されているのですが、その中で、「海外提携航空会社を利用することで、日本国内でも途中降機(24時間以上の滞在)が可能となる!」というルールについて紹介されています。
ANA国際線特典航空券のルールでは以下のようになっているため、日本国内での途中降機はできないものと思っていましたが、それが提携航空会社を利用することで日本国内での途中降機が可能となるようです。
上記ルールを利用すると、若干手間ではあるものの那覇旅行が目的の場合に、2ヵ月+14日前予約の壁を超えることができ、往路のブラックアウトの期間も回避できることになります。例えば、以下のような旅程で、発券できます。
ANA国内線特典航空券ではブラックアウトに設定されている8月12日の那覇行きを、約半年前の現時点で発券できることになります。乗り継ぎが1回発生してしまいますが、人によっては許容範囲ではないでしょうか!?
許容範囲かどうかメリット、デメリットについて見てみましょう。
メリット
・2ヵ月+14日前よりも前に発券可能
・往路もしくは復路のいずれかはブラックアウトを回避できる(片方は完全に国内線になるためブラックアウト回避はたぶん無理。)
・ハイシーズンであれば 必要マイル数が減る(羽田-那覇のハイシーズンは往復21,000マイル必要→20,000マイルになる)
・海外気分もちょっとだけ楽しめる。当然数日滞在することも可能
デメリット
・パスポートが必要
・諸経費がかかる(今回の例だと5,620円)
・ハイシーズン以外であれば必要マイル数が増える
・移動時間が長くなる(飛行機搭乗が1回以上増える。那覇滞在時間が減る)
・幼児の扱いが変わってしまう(2才もマイルが必要になる。2才未満は幼児料金として通常運賃の10%がかかる。)
・国際線部分の予約がとれなければ成立しない(繁忙期であれば国際線部分の予約勝負?)
所感
私はちょっとでも海外行きたい派なので、「海外経由したほうが必要マイル数が少なくなる」とか「2ヵ月+14日前よりさらに前に発券できる」とかは全然OKなのですが、デメリットを許容できない方も多いだろうなと思います。特に小さなお子さん(特に2才のお子さん)がいらっしゃる方には、移動時間が長くなる&必要マイル数が増えるなどとデメリットが大きいので全くお勧めできないかと思います。
また、国際線を2区間搭乗することになるのでこの方法を利用するのであれば、SFCなどの上級会員の資格を持っているかどうかで空港での快適さがまったく異なってくると思います。
最後に
この方法を利用するには、目的地の旅行先から提携航空会社で国際線が就航していること条件であるため、この方法を利用できる旅行先はかなり絞られており、現実的には那覇での利用がほとんどになるかと思います。
また、今年のお盆などの繁忙期は国際線部分の空席がほとんどなくなっているため、今からではほんとのピーク時には利用するのはなかなか難しいと思います。ただ、少しずらしたくらいであれば予約することは可能ですので宜しければご利用ください♪
また、今後の繁忙期の旅行のためにも覚えておいて損はないと思います☆