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蓮舫「政党は迷いませんでした」自民でなく民主を選んだ理由

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民進党代表 蓮舫(れんほう)/1967年、東京都生まれ。88年、クラリオンガールに選出され芸能界デビュー。90年、青山学院大学法学部卒業。タレントとして活躍後、キャスターに転身。2004年、参議院議員選挙に東京都選挙区で旧民主党から立候補して当選。16年9月から民進党代表。文教科学委員会委員、国家基本政策委員会委員を務める(撮影/山本倫子)

民進党代表 蓮舫(れんほう)/1967年、東京都生まれ。88年、クラリオンガールに選出され芸能界デビュー。90年、青山学院大学法学部卒業。タレントとして活躍後、キャスターに転身。2004年、参議院議員選挙に東京都選挙区で旧民主党から立候補して当選。16年9月から民進党代表。文教科学委員会委員、国家基本政策委員会委員を務める(撮影/山本倫子)

林:いいときといえば09年に民主党が政権をとったとき、蓮舫さんは「仕分け人」として一躍時の人になりましたね。あのころは街を歩いていると子どもに「あ、仕分けの人」って指をさされるくらいだったんでしょ?

蓮舫:仕分けは相当消耗しました。業界団体に呼び出されたり、自民党の大物から携帯に直接電話がかかってきて叱責されたり、身内である旧民主党の仲間からもいろいろと言われましたが、それでも何とかしなくちゃいけない。「予算を出せ」「カネをつくれ」と、厳命されていましたから。

林:でも、楽しかったんじゃないですか。政権をとって、自分たちが思い描いていた政策を実現できるわけですから。

蓮舫:充実してましたね。直接行政に反映できるポジションにいますから、与党はやりがいがありますよ。

林:そして11年には東日本大震災が起きた。蓮舫さんの「皆さん、電気を消してください」という悲痛な叫び声、よく覚えていますよ。

蓮舫:節電ですね。それまで当たり前のように使っていた電力は、もう当たり前のものではない。そのことをどのように伝えるか、ものすごく難しかったです。

週刊朝日 2017年2月3日号より抜粋


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