JR四国の新型ディーゼル特急車2600系、私の思った通り車体傾斜式で、どこに投入するかワカランねんて。やっぱ車体傾斜式は振り子式の替わりにはならんもん。E353系が上手くいかんのも、北海道で車体傾斜式やめたのも全部理屈は同じや。
コレ
JR四国に約30年ぶり完全新型ディーゼル特急車2600系登場 全席コンセント、充実トイレ、車体傾斜
2017.02.17 恵 知仁(鉄道ライター)
https://trafficnews.jp/post/65052/ディーゼルエンジンは450馬力のものを1両あたり2基搭載。最高速度は120km/hです。また「車体傾斜装置」という、車体を傾けることで乗り心地を維持しつつ、カーブを高速で通過できるようにするシステムも搭載。車体の傾斜は最大2度ですが、「振り子装置」というまた別の機構を用い車体を5度傾けていた従来の2000系ディーゼルカーと同等の速さでカーブを通過でき、かつ、機構の簡素化によるコストの削減などを実現しているそうです。
https://trafficnews.jp/post/65052/2/
新型車両の2600系は今後、予讃線、土讃線、高徳線で試運転を実施し、営業運転は2017年秋からの予定。どこから営業運転を開始するかは、まだ決まっていないそうです。
私が思うた通りやな。
予讃線8600系がなんとか運行できていて、中央東線のE353系が苦戦しとるのも、急カーブがいっぱいある山岳路線に、車体傾斜式が対応できんからやと思う。
”どこから営業運転を開始するかは、まだ決まっていないそうです。”なんてあるけど、そもそも2000系は最も山岳の土讃線から投入されたんやからな。
たぶん、土讃線に投入したらダイヤが確保できんとして、いまもキハ185系の列車がある、比較的平坦な高徳線になると思う。
けど高徳線は、130km/hのN2000系のダイヤがあると思うし、そういう意味でJR四国のヒトも悩むやろけど。
そもそも、振り子と車体傾斜とは違うねん。
JR北海道がそれを理由にして、2年半前にキハ285系の開発を中止しとるやろ。
理由は「高性能すぎる」 新型車両開発中止
2014.09.11 恵 知仁(鉄道ライター)
https://trafficnews.jp/post/36051/2014年9月10日(水)、JR北海道は新型特急車両キハ285系の開発を中止すると発表しました。なぜそうなってしまったのか、その大きな理由としてキハ285系が「高性能すぎる新型車両」なことが挙げられます。
鉄道車両には、カーブで車体を内側に傾けることで遠心力を軽減し、乗り心地を落とすことなく高速でカーブを通過可能にする装置があります。ごく簡単に表すなら、車体を傾けてカーブを曲がるバイクがイメージに近いでしょうか。
そのように鉄道で車体を傾斜させるシステムには「振り子装置」と「車体傾斜装置」という2種類のシステムがあり、車体の傾斜が可能な車両は、そのどちらかを搭載しています。
(図)
「複合車体傾斜システム」概略図。車体を8度傾斜し、通常は90km/hで走るカーブを140km/hで通過できる(資料:JR北海道)。
この「車体を傾けること」において新型のキハ285系は非常に意欲的な車両で、世界で初めて「振り子装置」と「車体傾斜装置」の両方を搭載。その「複合車体傾斜システム」によって車体をより多く傾斜できるようになり、さらに高い速度でカーブを通過。所要時間を短縮することが可能なのです。
しかも、この記事を書いとるのは同じ鉄道ライターやないか。
”恵 知仁”って、コイツどんだけ御用ライターやねん。
てかもしかしてコイツ ”エッチ人” をもじってペンネーム考えてないか?w
「振り子装置」というのは、いうまでもなく国鉄381系で使用開始した、40年以上の実績があるメカニカルな装置や。
それに対して、「車体傾斜装置」は、近年の開発やねん。
そうすると、JR北海道は「車体傾斜装置」のほうに自信がなかったから、キハ285系の開発を中止したというのは容易に想像できるわなあ。
改めて考えると、JR北海道は「車体傾斜装置」だけを搭載した、キハ261系というのも開発したんやけど、ちょうどキハ285系の開発中止と同時期に、車体傾斜装置の使用を停止し、それどころか搭載しないようになっとる。
この装置は傾斜角が通常2度まで、最大3度となっており、使用することにより、曲線の高速通過[注釈 6]が可能であった。なお、2014年(平成26年)8月30日ダイヤ改正をもって本系列の車体傾斜装置の使用は取りやめられ[報道 1]、2015年(平成27年)度以降の本系列の増備分については車体傾斜装置を搭載しない。
これを見ても、車体傾斜装置は信頼できるか疑問やろ。
だいたい車体傾斜装置なんて、ようは風船をフーッとふくらませとるだけやろ。
それでも、人間がふくらませるには時間がかかる。
コンプレッサーならばスグやろ、と思いたいヤツもおるやろけど、コンプレッサーは人間が風船をふくらませるのと違って、重い車体が乗った重いゴムをふくらませなアカンねんぞ。
それがすぐできると思うか?
それに、仮にそれが可能としても、じゃあ山岳地帯でいっぱいカーブが連続して、人間だと何度も何度も風船をふくらませて、逆カーブでしぼませざるを得ない風船をまたふくらませて、の繰り返しをやったら、疲れて処理に追いつかんかったりするやろ。
そんなのが現実に起こるねん。
だから、E353系はうまくいってないと私は考えとる。
しかしどうして鉄道ヲタが全体を俯瞰して考えられんのか、ヨウワカランなあ。
鉄道ヲタってどうしてもレトロなものを好んでまうしなあ。
そういえば、”エッチ人” で思い出したけど(思い出すな)、コレ読んどる鉄ヲタのヤツら、鉄子さんに対して使えるかもワカランネタをひとつ書くぞ。
いやダメなら半殺しにされるけど。
私とかけてはやぶさ号と解く。
そのココロは・・・
「UとHしたいです。」
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