皆さんは、色をはっきり区分して認識することが出来ますか?
色覚のテストを受けられたことがありますか? 私は色覚異常です。
明確に判定できない場合、色だけに、色々と問題が生じてきます。進学や就職など進路にも影響を受ける可能性がありますので、もしわからない場合は事前に確認して下さいね。今日は、そう言ったお話です。
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色覚テスト
ここに書いてある数字がわかりますか?
色覚異常の検査で、よく使われています。
私の目にもしっかり景色には色がつきますが、人との見え方に違いがあるようです。
また、混ざり出すと急激に判別が出来なくなります。
茶化すつもりはありませんが、上の図は「マーブルチョコをひっくり返した」ようにしか認識できません。
秋の紅葉もみなさんとは、多分違ったように見えているかも知れません。比較できないため、自分の見えている世界観で綺麗だと判断しているのではないかと思います。
過去に専門医で調べてもらいましたが、赤緑 + 青色の色覚に異常有りでした。先天性の遺伝になります。
因みに左上から、12、6、29、左下から、15、73、読めないが正解です。私は回答の判定が出来ないため引用させていただいています。
[引用:http://www.h-nc.com/cat32/post_62.html ]
色覚異常者の割合
上の図で、12は分かるのですが、左下が17に見えます。左下が17に見える場合、青色の色覚異常が疑われます。
日本においての色覚異常者は男性で約5%、女性で約0.2%の割合になっています。
青色系は、実に数万人に1人で珍しいそうです。
色覚異常における職種の制限
子供が専門職に就きたいと言い出しました。
2001年以降、厚生労働省より就職時の適性検査から色覚異常の検査を廃止し、就職制限が入らないよう指導がかかりましたが、やはり、職務上、必要不可欠な場合もあるかと思います。
念のため専門医に見てもらい、遺伝がないことを確認し取りあえずホットしている次第です。
成りたい職種の制限に引っかかり、選択すら許されずに門を閉ざされ、過去に辛い思いを経験したことがあります。今日においては行政の指導も入り、やや緩和されてきてはいますが、それでも職種による制約はついて回ります。
昔は、あたり前のように小学校で色覚テストがありましたが、今は希望者のみで全員は実施していないようです。そのため、子供が色覚異常であるかを知らない親も数多く見受けられます。
先程の画像の数値がわからない場合は、色覚異常の疑いがあると思います。
特殊な公務員の職種に就きたい、カメラやデザイナー、映像関連、看護師、美容師、服飾などの職種に就きたい場合にも、後々影響を受ける可能性もあるかと思います。
専門の職種に就きたいと考えられている方は、一度、専門医にご相談されてみてはいかがでしょうか?
色覚異常における日常生活
生まれてから見えるものが私の世界であるため、何も不都合はありませんが、選択する色をしばし、ミスすることもあります。
例えば、UNIQLOのカゴに入っていた格安セールのパンツ。仕事用に、濃い茶系のパンツの認識で買ったつもりが、実は深緑であった。
少し明るめの紺色のスーツを新調しても、実は紫色であったため、会社でホストと呼ばれた。こんなことはよくありましたね。
微妙な色彩の判定ができないため、何がおかしいのか、自分でもよくわかっていません。確かに、仕事着に関しては、世間体の色というのもありますので、失敗してからは、嫁と一緒に買いにいくことにしています。
最期まで読んでいただきありがとうございました。