スーク・ワキーフ(Souq Waqif)はドーハを代表する観光地で、居心地の良い雰囲気が楽しめる場所です。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
シアトルの女神
前回のクイズの答えは「シアトルの女神」ことスタバでした。日中にモールを再訪した際にはとても混雑していたので、女神の微笑みは絶大な破壊力を持っているということを再確認しました。
さすがに簡単すぎましたか・・・。次回あたりに難易度を上げたクイズを出題するので、奮ってご参加ください。
空港から移動して朝日に輝くドーハの高層ビル群を見た - interact
実は女神像がスケートリンクの写真に映り込んでいました。
ちなみに、マクドナルドは階下にありました。黄色いMとMcDonaldと書かれていてひと目でわかりました。マクドナルドは世界中どこでも同じマークと同じ看板で分かりやすいです。
アル・ガニム・カルワ・バス停
ドーハ市内を移動するにはこのバスターミナルが便利です。先程までいた高層ビルが立ち並ぶ新市街のシティセンターとはバスで約20分の距離にあります。「バスターミナル」か「アル・ガニム」といえばここにたどり着くことが出来ます。
バスが次々に到着し出発していく、大バスターミナルです。このターミナルの大通り側に行列のできるパン屋があり気になりましたが、トルティーヤ?の「皮」を専門に売るパン屋だったので購入は止めておきました。(皮だけ買っても・・・と思ったので)
このエリアは旧市街地になので、近代的な高層ビルとはまた違った低層の建物が多くありました。また、ガイドブックに載るような観光地として整備が進んでいるので、今後もこの光景が失われることはないと思われます。経年を感じさせる建物もありますが、ポイ捨てのゴミが殆ど無いので不潔な感じはしません。
私たち観光客が触れるいわゆる「カタール人」は、主に近隣諸国からの移民が多数を占めるのですが、移民を多く受け入れても秩序が保たれていて、当たり前のように共生しているのを見ると「不思議な国だな~」と思いました。
なお、真の意味でのカタール人は伝統的な服装(男性は白色の「ソーブ」女性は黒色の「アバヤ」)をしているので見分けがつきますので、そのことも意識して写真を見ていただくと興味深いのではないかと思います。※仕事でスーツや制服を着ることはあるそうです。
カタールの装い | 知多市
スーク・ワキーフ(Souq Waqif)
観光用に整備されているショッピングエリアです。無料のトランジットツアーでここに来るツアーもあります。スークとはアラビア語で市場という意味があるそうです。商品ごとに販売エリアが決まっていて、手づくりのランプシェードのような民芸品は観光客がよく通るバスターミナル側の大通りで販売されています。
数年前の情報では煙草が葉っぱのまま販売されているらしかったのですが、今回訪れた範囲では確認できませんでした。ここにも禁煙の流れが来ているのかもしれません。
石造りの床は定期的に砂で磨かれているのでツルツルです。
洋服を販売するエリアでは、お土産用のTシャツやワールドカップを意識したデザインのTシャツ、布そのものも販売されていました。このように入り組んだ通路を散策することが出来ます。基本的に行き止まりは無いので、迷子になってもまっすぐ進めば外に出られるので安心です。
遠くからも見えるこの塔はなんと消防署なのです。表に回ると中型?の消防車が停車していました。
Ali al naama Coffee
人が次から次へと入れ替えるようにやって来る謎のお店を見つけました。
メニュー表によるといくつ種類やバリエーションが有るようですが、良くわからないでどうしようかと迷っていたところ、近隣のお店に出前に行っていたスタッフが戻ってきました。
- 【チキン】鶏肉:QR5(約150円)
- 【エッグ】卵とチーズソース:QR4(約120円)
人気な理由は観光地にも関わらずお手頃な価格で、味もかなり美味しいということでした。写真は食べやすいようにカットしてもらっていますが、カットしないでかぶりついている人もいました。
Google mapで検索しても出てきませんが、位置としては、消防署のある塔が見えるATMのある辺りです。近くまで行けばすぐに見つけることが出来ます。デジタルよりもアナログのほうが早いと思ったら地元の人に聞いても良いでしょう。
この写真と同じ場所を探すゲームをするのも面白いかもしれません。ゴールには安くて美味しいトルティーヤが待っています。
イスラム文化センター
海側に進んで歩いていくと、このような広場に出ます。中央に噴水があるので、沢山の鳥が集まってきていました。
内部はイスラム教の基本的な考え方についての展示がありました。日本の学校で習う内容とほとんど同じです。欧米諸国で「イスラム教徒は怖い」という先入観の原因になっているイスラム原理派とは正反対で、より現実的で平和的なカタールでのイスラム教の在り方が分かる展示でした。
Al Khoot Fort
アル・クート・フォートは1927年に1913年から1949年までカタールの支配者だった「Sheikh Abdullah bin Jassim Al Thani」によって建設されました。彼が退位した後、博物館として整備されました。
もともとは、1880年に警察署として使用され、1906年には刑務所として使われていましたが、 スーク・ワキフを悪名高い窃盗犯から保護するために「シェイク・アブドゥラ」がアル・クートを要塞しました。(意訳)
Al Koot Fort - Wikipedia
時系列だとこのようになります。
- 1880年~:警察署
- 1906年~:刑務所
- 1927年~:軍事要塞
- 1950年~:博物館
スーク・ワキーフの外側に面する要塞です。数年前より改修工事が行われており、本来であれば工事は終了しているはずなのですが、大幅に遅れているようです。内部ではお土産物が販売されていたとか。
というわけで残念ながら現在は工事中で内部に入る事はできませんでした。
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