園長の部屋
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平成27年1学期 園長の部屋
関西の大学でアルバイト労働組合ユニオンが出来たそうな。アルバイトをするために学生になったのか、大学生になったのはアルバイトをするためか、昔の苦学生ならともかく、大学生=アルバイターだなんて。産業予備軍と言われて久しいけれど、産業正規軍になっていたということか?しかもユニオンは共産党系であるのでなぜ大学生の身でありながら入会(入党)する必要があるのか?事の重大性を認識しているのか、勉強不足か、大学まで通わせてもらって共産党のユニオンとは…。企業がアルバイトの質が悪くなる(これは教育の劣化によるが)ことによりアルバイトは使い捨てするものと思っており、正規職員の数よりもアルバイトの数が増えて、社員に対する労働分配率を高めるという責任が欠落していったことも、ブラック企業を増加せしめた理由である。学生ユニオンが出現したことは2つの大きな問題が生じていることがわかる。学生が勉強もせず、アルバイトにうつつをぬかし、事業者の方も格安な労務員負担力の低いアルバイトを頼りにしており、正規職員の労働環境を疎外していたことになる。マクドナルドをはじめとするファミリーレストランや食に関する業界のほとんどが学生アルバイトの様相を呈しており、それゆえに異物が混入することをチェックできなかった。また、基礎資材を納入する業者もアルバイトや非正規職員が多数を占めたことにより、職員に対する研修が徹底して実施されず、企業を支えているという責任意識も育たないのはあたりまえである。企業の収益増大主義による結果、次の正規労働力となる学生を学問から遠ざけ、質の悪化をまねいたということ。もう一つ視点をかえると政治の投票権を18歳以上とする法案が通過した場合、高校卒業したての大学生も参政権を持つことになり、学生を束ねることが大きな集票となることから、アルバイトをエサに学生をまとめる方法となる。共産党がそれに目をつけないはずはない。ニ昔前、大学には全共闘の大学生が大暴れし、校内で殺人事件があった。警察機動隊が投入され、混乱を極め、大学の授業も休講になったことが記憶に残る。安田講堂陥落やそのあとの連合赤軍事件、あさま山荘事件など、世の中を混乱におとしいれた。まだ人生経験の浅い大学生が、体制の変革の時間をかけずに急ぎ、暴力革命におよんだ結果は無残なる敗北であった。が、しかし、彼らは「では体制の中に入って革命を」と思ったのだが、当時の企業はバッテンの付いた人間を雇い入れなかった。国の官僚や地方公務員になったり、マスコミに入って体制に挑戦するという構造になった。ということは、再び大学構内で共産党や旧社会党が動きだしたのであって、昔の民主、中核派、核マルが労働組合ユニオンの姿をかりて胎動しはじめたと認識します。気をつけなければなりません。民主党政権下で政府の委員であった〝ワタミ〞がブラック企業では信用もなくなります。この人は顔をみればウソをつく人間であることは一目瞭然であります。民主党政権下では何が起こったとしても不思議ではありませんでしたが、我々国民が選択した身から出たサビ。 「いわゆるイスラム国」での後藤さんの死には哀悼の意は表しますが、入国してはいけないと政府が何度となく勧告したのに、入国しての死。妻子を残し、子供もまた乳児、身勝手である。マスコミ各社は後藤氏の死去を殉職者の様に扱っていたが、マスコミ各紙の心には、自社の社員を特派員として出せない、そのかわりに後藤氏が撮影してきた映像をマスコミ各社は購入して紙面を飾っていたという心苦しさの表れである。マスコミの身勝手を感じたのは私だけでしょうか。国益を損じかけたことは確かである。これが民主党政権下で起こっていたらどうなっていただろう。天は我が国を助けたもうたのであります。安倍政権はこのことで日本国の安全保障問題において具体的な対策を議会に提出。迅速かつ明確に〝テロには屈しない、裁きを与えよ〞と表明。今までの歴代しどろもどろ内閣とは違う、歴史の転換点に立つ内閣として毅然とした立派な態度でありました。さて、我が国は歴史の岐路に立っています。戦後70年。70年と言うと明治元年(一八六八年)から70年たった年は昭和14年(一九三八年)であり、白色人種優勢の中、日清日露戦争、第一次世界大戦、日華事変、満州事変など激動の時代を経験した。さらにアメリカの策謀にのったABCD包囲網による大東亜戦争(昭和16 年(一九四一年)〜昭和20年(一九四五年))を経験。その後、日本はアメリカ的民主主義を受け入れ、70年間戦争を経験しない平和日本、経済大国日本となったのだが、隣国韓半島や支那の国にあなどられて久しい。とすると、先の一九三八年〜一九四五年にいたる7年間という戦中、戦後の日本の行く末を制した時間と同じくらい重要な時間が平成27年(二〇一五年)から7年間続くことになると思われる。歴史は重要な時期を繰り返すが、安倍政権は歴史のキーポイントを握っている重要な政権であることがわかる。我が塚本幼稚園幼児教育学園が建設、開校する瑞穂の國記念小學院も多くの左翼園長方の反対をものともせず、多くの方々の支援のもと私立学校審議会に設置妥当の答申を受け、国有化審議会も無事通過し、いよいよ建築の運びとなりました。当初より高くなっている建築コストを含め様々クリアしなければならぬことがめじろ押しですが、安倍首相に比較すればたいしたことはないと認識しています、安倍首相の生き方をお手本に吉田松陰先生の『講孟余話』に「誠は天の道なり、誠を思うは人の道なら、至誠にして動かざるものは未だ之あらざるなら、誠ならずして未だ能く動かず者はあらざるなり」とあります。先の大戦での戦没夫人が「かくばかりみにくき国となりたれば、生命捧げし人ぞ惜しまる」と詠んだ。現代日本をはやくうちすてて本来の姿にも戻さねばなりません。先の大戦で亡くなられた英霊の方々が生命を捧げられたからこそ今の日本があるのですが、その方々がなげき悲しまぬ世にせねばなりません。瑞穂の國記念小學院は世直しの為に必要なキーポイントを握る小学校であります。どうぞ御期待下さい。少子高齢化といわれますが、少子化はおそるるに足らず、今でさえ一億三千万人ですが平安時代の人々は二千万人程、明治維新で四千万人、大東亜戦争(太平洋戦争)終了時で、八千万人で全国津々日本人が散らばり、今のような限界集落はなく、全ての産業が有機的に動いていました。リサイクル型、使い切り型経済は現代だから必要であります。ロボットは進歩し、コンピューターは発達し、人は若く寿命は延びる。であれば、海外移民に頼る事なく、自国民の給与水準は高く維持しつつ、人は心を豊かにし、人生を満喫し、社会貢献するのを心がけてゆく。山林原野に入り、漁業、農業と親しみ、清浄な空気と水を大切にし、日本の風情をそのまま後世に伝えてゆくことにしてゆけば良いのです。全ての国民が平等に春夏秋冬を楽しめる国土に住み、経済的に八千万人総中流意義をもつ国民、人の為にたとうとする国民性を世界で一番長い歴史を持つ我国に生まれて嬉しく、有り難く思う人になるチャンスでもあります。
園長 籠池 泰典
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