蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【ゴルフ】D・ジョンソンが世界ランク1位2017年2月21日 紙面から ◇ジェネシスOP<最終日>▽19日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ、リビエラCC(7322ヤード、パー71)▽曇り時々晴れ、20度、弱風▽賞金総額700万ドル、優勝126万ドル▽71選手 【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】第3ラウンド(R)の残りと第4Rが行われ、ダスティン・ジョンソン(32)=米国=が通算17アンダー、2位に5打差をつける圧勝で、ツアー10季連続となる通算13勝目を挙げた。第3Rを64、第4Rを71で回った。この優勝により、19日付の世界ランキングで、ジェーソン・デー(オーストラリア)に代わって初めて1位になった。日本勢の松山英樹、石川遼はともに予選落ちしていた。 昨年3月から47週間にわたって世界ランク1位を守ってきたデーを引きずり降ろしたのは、世界屈指の飛ばし屋、D・ジョンソンだった。前週までは3位だったが、デーが今大会奮わず、また2位のロリー・マキロイ(英国)が欠場だったこともあり、一気に世界最強の座に駆け上がった。 前日までの悪天候・順延のため、最終日は決勝2Rを続けて回った。午前4時30分に起きたD・ジョンソンは、第3Rで64と7つ伸ばし、すでに大差がついていた最終Rはパープレーにまとめた。今週から手にした新しいドライバーが絶好調。第1打の平均飛距離は出場選手中トップだった。 D・ジョンソンは2007年のプロ入り時から飛距離には定評があったが、小技に難があり、その荒削りぶりから何度もビッグタイトルを逃した。しかし、パッティングを改善して臨んだ昨年の全米オープンでメジャーを初制覇。それ以降、本人は「生涯最高の状態だ」と言い続けていた。世界ランク1位になったことについて「やってきたことが報われた気分。自分が世界一の選手だと、はっきり言える」と胸を張った。 2008年の初優勝から10季連続で優勝。10年以上にわたって毎年勝ち続けた選手は、ほかにアーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、タイガー・ウッズ(いずれも米国)しかいない。マスターズ(4月6日開幕)が行われるオーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)は、かつて1Rで3イーグルを奪ったこともあり得意コースにしている。メジャー初制覇を目指す松山にとって、最大のライバルだ。 PR情報
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