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【プロ野球】

開幕投手・石田が今季初の実戦登板 ラミ監督、エースを信頼

2017年2月21日 紙面から

DeNA−KIA 順調な仕上がりを見せたDeNAの石田=宜野湾で(園田高夫撮影)

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◇練習試合 DeNA9−3KIA

 DeNAの開幕投手に決まっている石田健大投手(23)が20日、練習試合・KIA戦(宜野湾)で今季初めて実戦に登板した。先発で2イニングを3安打2失点。なかなか調子が上がらずに当初予定よりスケジュールが遅れ、「始まったなという感じ。打者に投げるのは楽しい」と喜んだ。

 1回、いきなり先頭打者に四球を与えたが、一ゴロ併殺打で切り抜けた。2回1死から右打者にいずれも左翼へ引っ張られ、3連続二塁打。「真っすぐの走りはまあまあだったけど、自分の思ったコースにいったのは半分ぐらい。やっぱり打者が立つと力むし、体も突っ込む。良かったとは言えない」と反省の弁を並べた。

 ただ、実戦初登板を考慮すれば、何ら問題はない。もともと韓国チームは速球系に強い打者が多く、「自分の真っすぐがどれだけいっているか確認したかった。まだ空振り、ファウルがとれない。コース、キレを追求してやっていかないと」と課題を見出した。

 ラミレス監督も「石田はエースで開幕投手。誰とも競う立場にないし、彼なりに仕上げてくれればいい。まったく心配していない」と揺るぎない信頼を明かす。マイペース調整を許され、初の大役に臨む左腕は「これからやっていかないと。もっと気合を入れていく」と表情を引き締めた。 (小林孝一郎)

 

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