こんにちは、ユノです。
以前の記事では皮膚常在菌のとってもすごい働きを知ってもらいました。

⇒肌を綺麗にするただ1つの方法・皮膚常在菌で肌荒れ乾燥のない美肌に

今日は皮膚常在菌の働きを知ったあなたに、その働きを100％生かすことが出来る
肌断食という方法を教えたいと思います。

肌断食というのはスキンケアを一切しないという美容法です。
また、化粧も最小限にして、顔を出来るだけこすらないようにする方法ですね。

あなたはもしかすると、

「スキンケアを一切しない……！？」

と驚いているかもしれませんね。

あなたが肌に良いと思ってずっと続けているスキンケアは
肌にとっては全く要らないもの――
むしろダメージを与えるものだとしたらあなたはどう思いますか？

これから詳しく説明しますね。
ちなみに今日はなんと私の肌画像付きなのでお楽しみに。笑

乾燥を促進するスキンケア～肌の保湿機能を破壊

まず簡単にあなたの肌の構造を説明します。

（自作です。笑）

このように、肌を断面図として見ると、

表皮（画像の部分です）、真皮、皮下組織……といった具合に層になっています。

上の図は表皮の中の一部しか描いていませんが、
その表皮の中でも角質層・顆粒層・有棘層・基底層という４層になっています。

私達が化粧水をつける時、化粧水は角質層までしか浸透しません。
（ちなみにこの図だと角質層はかなり厚いように見えますが、実際は0.02ミリほどです）

化粧水は体にとって異物でしかないので、
肌のバリア機能によって角質層より下へは侵入できないんですね。

スキンケアをすると肌がもちもちとして輝くように感じますが、
実際は、肌表面に乳液などの油分がついて綺麗に潤っているように“見える”だけです。

単に綺麗に見えるだけならばそれはそれでいいのですが、
実際は、肌に化粧水をつけるとその瞬間から蒸発が始まります。

さらに蒸発する過程で肌の角質細胞が一緒にめくれ上がってしまい、その結果、角質細胞の隙間から肌内部の水分が蒸発してしまいます。

じゃあすぐに乳液で蓋をしよう、としてしまうと、そこにはまた重大な問題があります。、
乳液には界面活性剤が含まれているからです。

簡単に説明すると、界面活性剤は“水と油を混ぜ合わせることの出来る成分”です。
本来なら水と油は完全に分離してしまい、混ざりませんよね。
乳液は水と油で出来ているため、乳液を作るには界面活性剤がないと作れないのです。

その界面活性剤の何がダメなのかというと、

界面活性剤は角質細胞の隙間を埋めている細胞間脂質などを溶かしてしまうんですね。

先ほどの画像を見て下さい。

細胞間脂質が溶けると、角質の構造が破壊されてしまいます。
すると本来私たちに備わっていた肌の保湿能力が失われてしまいます。

その結果、肌の正常な機能が壊れていき、肌が敏感肌になったり乾燥して荒れやすくなったりしていくわけです。

スキンケアをすると一見綺麗になったように見えますが、
それを繰り返し続けていくと、本当は肌自体が荒れていってしまいます。

なので、できるだけ早くスキンケアの依存から卒業するのが美肌への近道なわけですね。

私の肌断食のやり方と化粧方法・そして効果

参考までに、私のスキンケア・化粧をどうしているかを
書いていきたいと思います。

朝
水かぬるま湯のみで洗顔
メイクはアイブロウ、口紅、
アイメイク（アイシャドウ・リキッドアイライナー）のみ
※下地は部分的にワセリン

夜
基本はぬるま湯洗顔（たまに石けん使用）
メイクは濡れた綿棒を転がして落とす

肌は基本的にこすらないため、しばらくすると顔に古い角質(垢)がたまってきます。

なので、月に1、2回ほど、
お風呂であったまって肌がやわらかくなった後に
優しく撫でるようにして顔の古い角質を落としています。

私はこのやり方を続けた結果、

・ニキビがほぼできなくなる
・鼻がテカらなくなる
・毛穴がなくなる
・肌内部の乾燥感が全くなくなる
・内側から潤うので肌にハリが出てくる
・キメが整う

といった効果がありました。

肌のトーンも白くなったかもしれませんね。

ではお待ちかねの(？)、肌がどんな風に綺麗になったかの画像を貼り付けていきますね。

肌断食を実践した私のマイクロスコープ経過画像

今からお見せするのは私がマイクロスコープで撮影した画像です。

まず、昨日撮った腕の内側の画像を見て下さい。

キメが深く刻まれていてとても整っていますよね。
顔のキメが整っていない人でもここは綺麗なことが多いくらい、腕の内側は特にキメが綺麗な場所です。

これを綺麗なキメのパターンとして参考にして……

下の画像は私のほっぺたの真ん中あたりの画像です。

左は2015年(肌断食3ヶ月目・一年半前)のもの、右が昨日のものです。

（ちなみに肌断食をやり始める前はマイクロスコープを持っていなかったので画像がありません……笑）

どうでしょうか。
一年半前に比べると大分キメが出来てますよね。

（黒っぽい点やラメっぽいものはアイメイクの残りです。笑）
（画像の色味が違うのは撮影環境の違いだと思うのであまり関係ないと思われます。）

次の画像は、頬の一番高い所を撮ったもの。
元々はかなりキメが流れてしまっていたのですが、それでもこんな風に変わりました。

（産毛が見苦しいのはご容赦下さい）

元が大分荒れていたので、頬の真ん中に比べると、今もキメが薄いかもしれませんね。
それでもかなり良くなったと思います。

長い間リキッドファンデを使っていた弊害か、まだまだ完全に綺麗なキメと言えない部分もありますが、昔に比べると大分キメが回復してますよね。
このように、スキンケアを一切しなくてもここまで綺麗になるんです。

あなたがスキンケアをやめるには

あなたがもしも今、何種類ものスキンケア用品を使っていたり、
化粧品でかなり肌を傷めつけてしまっていたとしたら、
いきなりスキンケアを止めると反動がすごいかもしれません。

なので、時間はかかりますが、少しずつ種類を減らしていくのが無難でしょうね。

初めは不安かもしれませんが、スキンケアは本来、特に必要なものではありません。

でももしもあなたがスキンケアを止めたくないとして……

現在、あなたが高いスキンケア用品を使っているとしたら、
それを安いものに変えても特に問題はありません。

値段が高くても安くても、肌にとっては同じようなものですから。（人それぞれ成分の合う合わないは別として）

スキンケアをしなくなったら、浮いたお金でもっと違う自分磨きも出来ますよ。

肌断食の効果・まとめ

今回は画像つきでお送りしました。

文章だけ見るよりも画像で見るほうが説得力もありますよね。

今回説明した通り、私は肌断食をすることによって
キメのない肌からキメのある肌へと生まれ変わっていってます。

当然のことながら、私はすでに一年半以上スキンケアは一切していません。
たまに部分的にワセリンを使うこともありますが、
それ以外は何の保湿もしていません。

それなのにきちんとキメが整っていっているということです。
ノースキンケアでも全く問題ないというのがお分かりいただけたのではないでしょうか。

……と、さんざん肌断食推しの記事を書きましたが、
あなたがもしも「スキンケアをする時間が至福！」と言うのであれば、これからもお好きなものを使えば良いと思います。

自分の気持ちが一番大事ですからね。

私自身は、毎日のスキンケアの時間（朝晩各10～15分）が面倒でたまらなかったので、肌断食はとても合っていたんですよね。
その結果、ものすごく楽になった上に肌も綺麗になって、私にとっては一石二鳥でした。

なのでもしあなたが現在、私と同じような気持ちでいるなら、ぜひとも肌断食を試していただきたいです。

いきなり冬に挑戦するのが怖ければ、暖かくなってからでも良いですし＾＾

スキンケアなんかしなくても生きていけるんだなぁ……という開放感をぜひあなたも感じて下さい！

★追記

生理前に出来る大人ニキビに悩まされていた私の悩みがなくなった話
⇒吹き出物の治し方と原因は？顎・口周りに出来る大人ニキビの対処法

肌断食を成功したら次は頭皮にも目を向けてみましょう。
頭皮と顔の肌は一枚皮で繋がっています。

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