時間外など賃金不払いの学習塾に労基署が是正勧告 横浜
横浜市に本社がある学習塾が、講師のアルバイトをしていた大学生に対し、時間外の残業や深夜の割り増し分の給与を支払っていなかったとして、労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかりました。
これは21日、神奈川県内の大学1年の女子学生と、大学生などが結成した労働組合、「ブラックバイトユニオン」が記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、この女子学生は、横浜市に本社がある学習塾「中萬学院」で、講師のアルバイトをしていた際、授業の前の準備や子どもたちに受けさせるテストの作成など、授業時間以外の労働に対する給与の支払いをほとんど受けていなかったということです。さらに午後10時以降の割り増し賃金の支払いもなかったとしています。
学生から申告を受けた川崎北労働基準監督署が調べたところ、学生の訴えのうち、3日分、5897円の不払いが明らかになり、去年11月に労働基準監督署が是正勧告を行ったということです。
認定された3日分以外の勤務や、ほかのアルバイト学生への対応については、労働組合と学習塾側が交渉を続けているということです。
会見した女子学生は「子どもに勉強を教える学習塾は法律を守るべきで、ほかの学生にも誠実に対応してほしい」と話していました。
中萬学院は、「労働基準監督署からの指摘を真摯(しんし)に受け止め、必要な調査を実施し必要な対応を進め、先月、報告書を監督署に提出して受理されています。今後は、このようなことがないよう適切に対応していきます」というコメントを出しました。
それによりますと、この女子学生は、横浜市に本社がある学習塾「中萬学院」で、講師のアルバイトをしていた際、授業の前の準備や子どもたちに受けさせるテストの作成など、授業時間以外の労働に対する給与の支払いをほとんど受けていなかったということです。さらに午後10時以降の割り増し賃金の支払いもなかったとしています。
学生から申告を受けた川崎北労働基準監督署が調べたところ、学生の訴えのうち、3日分、5897円の不払いが明らかになり、去年11月に労働基準監督署が是正勧告を行ったということです。
認定された3日分以外の勤務や、ほかのアルバイト学生への対応については、労働組合と学習塾側が交渉を続けているということです。
会見した女子学生は「子どもに勉強を教える学習塾は法律を守るべきで、ほかの学生にも誠実に対応してほしい」と話していました。
中萬学院は、「労働基準監督署からの指摘を真摯(しんし)に受け止め、必要な調査を実施し必要な対応を進め、先月、報告書を監督署に提出して受理されています。今後は、このようなことがないよう適切に対応していきます」というコメントを出しました。