乃木坂46橋本奈々未の卒業ライブ。左から西野七瀬、松村沙友理、橋本奈々未、白石麻衣=さいたまスーパーアリーナ【拡大】
この日はステージ裏までファンが埋め尽くし、3万5000人が別れを惜しんだ。結成時から切磋琢磨してきた同期の白石麻衣(24)は手紙を読み、「橋本奈々未という1人の女の子に出会えたことが人生最高の自慢です」と号泣。屈指の美形コンビは涙で抱擁をかわすも、泣きじゃくるあまりティッシュで鼻をかんで笑い合った。
今後は芸能界から身を引き、「一人の女性として生きる」と決断。英語や秘書検定の勉強を始める意欲も明かしている。
24歳の誕生日、アイドルとして伝説になった橋本は第2の人生でも輝く。
橋本奈々未(はしもと・ななみ)
1993(平成5)年2月20日生まれ、24歳。北海道出身。2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格。12年2月に「ぐるぐるカーテン」でデビューし、以降全てのシングルで選抜入り。13年の日本テレビ系「BAD BOYS J」で連ドラ初出演し、同年のフジテレビ系「SUMMER NUDE」で月9デビュー。14年の「超能力研究部の3人」で映画初主演。昨年11月発売のラストシングル「サヨナラの意味」で初センターを務め、同曲がグループ初のミリオンを達成。1メートル63。愛称は、ななみん。