橋本(中央)は西野七瀬(左)と白石麻衣らメンバーとラストステージを駆け抜けた【拡大】
アイドル人生の終わりが迫るアンコール。水色のブラウス姿の橋本がラストスピーチに立った。
「今日で卒業します。(卒業ソロ曲で)『ないものねだり』を歌っているけど、こんなに素敵な景色を何度も見ているのに別の道を歩みたいと思うのが一番、『ないものねだり』だなと思う。私が選んだその先に、正解があると信じています」
卒業と引退を決めた自身の本音を吐露した瞬間、涙腺が決壊。クールビューティーの顔が、見たことがないほど涙でくしゃくしゃになった。
ラストソングは、最初で最後にセンターを務めた「サヨナラの意味」。
♪サヨナラに強くなれ この出会いに意味がある
イメージカラーの緑色のサイリウムが光る客席をムービングステージで回りながら、絶唱した。
「5年半、本当にありがとうございました。皆さんの支えがあっての私の今です。これからも私は私らしく頑張ります。皆さんのご多幸をお祈りします。さようなら」
最後は地上45メートルの天井まで上昇するゴンドラに乗り、アイドル人生の幕を閉じた。
橋本は美大1年生だった18歳で、乃木坂46の1期生オーディションに合格。当時、経済的に余裕がなく、「ロケ弁を持って帰れるから」という理由で門を叩いた。フロントポジション常連の人気メンバーとしてグループを支え、ファッション誌のモデルとして女性ファンの拡大にも貢献した。