PCから突然異音!?謎の音の原因解明とデータ復旧の可能性

パソコンから異音がしたら、故障しています。パソコンの異音は音の種類によって故障原因や度合いが分かります。おかしいと感じたらすぐに専門業者にデータ復旧を依頼しましょう。

更新日 2017年02月06日

FC2USER510769POF さん

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注意しなければいけないのが、突然「カタカタ」「ガガガ」と大きな音がしだしたり、徐々に音が大きくなっていったりした場合です。

この異音が発生している主な原因としては、データを読み書きするための磁気ヘッド部分やデータを記録する箇所であるセクタ部分の異常が考えられます。特に磁気ヘッドの異常は異音のなかでは比較的発生しやすいものです。磁気ヘッドに異常が生じると、ディスクと擦れて傷がついてしまいます。この傷が原因で、データが破損してしまうのです。

ファンとは、パソコンに風を送ることによって温度が上昇してしまいがちなCPUを冷やし、動作に影響がないようにするためのパソコン内部に取り付けられた装置のことで小さな扇風機のような形をしています。



このパソコンを冷却するためのファンに埃が溜まってしまうとさまざまなトラブルが発生してしまう可能性があります。



まずはファンから異音がするトラブルです。

埃が詰まることによってファンが回転するときに引っかかり、異音がすることがあります。

さらには、パソコンが固まってしまったり、パソコンの電源が突然落ちたりするといったトラブルに発展する可能性も。パソコンはある一定の温度を超えてしまうと正常に動作ができなくなってしまうことがあります。

電源ユニット

電源ユニットには内側にファンがついています。

このファンが異音を出している時があります。

デスクトップパソコンで起きますが、どちらかというとメーカー製パソコンより自作パソコンで起きやすい傾向があります。

物理障害で起こるパソコンの異音は、必ず搭載されている部品から発生しています。そして、異音を発している部品ごとに原因は異なりそれぞれ対処法も違います。物理障害は、自分でパソコンにダメージを与えて引き起こすこともあれば、時間と共に発生する場合もあります。原因がわからないままにしておくよりも、あらかじめ分かっておいた方がパニックにならずに済みます。異音が発生したら、再起動や強制終了を繰り返す前に、まずは落ち着いて原因を探るべきです。

パソコンを物理障害から救う~異音発生から業者依頼までの行動~

パソコンから異音が発生したときは物理障害であり、音によって原因が異なり、対処も変わることがわかりました。では、パソコンが故障したときの正しい対処はどのように行えば良いのでしょうか。自分で直すことはやめましょう。

異音がしたら迷わず業者へ依頼

パソコンから異音という物理障害が発生した場合、無理に触らず、専門業者にデータ復旧を依頼するべきです。ではそのメリットを確認していきましょう。

メリットその1~高い専門性~

専門性の高い技術者に依頼すれば、どのような問題でもすぐに原因を突き止めて直すことができます。テクノロジーの進化とともに技術者も研究を重ね、日々成長しています。最新技術が用いられたパソコンであっても、日頃から研究しノウハウを蓄積したデータ復旧業者だからこそ難なく対応することが可能なのです。経験豊富な専門業者にデータ復旧を依頼しておけば、大切なデータを取り戻す可能性がグンと高まります。

メリットその2~作業環境が充実~

パソコンは非常に繊細な機械です。データ復旧作業を行なう環境によっては物理障害の症状が悪化することもあります。たとえ僅かなほこりや静電気でもパソコンの状態が悪化してしまう可能性は十分にあります。そのため専門業者では、ほこりや静電気が出来るだけ発生しないように整備された環境でデータ復旧を行ないます。このようにきちんと整備された場所で作業を行なってくれる専門業者であれば、安心してデータ復旧作業を任せることができるでしょう。

物理障害の場合、自分でデータ復旧を行なうことは極めて困難です。なぜかというと、物理障害の場合ハードディスクなどを分解して作業を行なう必要があるからです。分解後の作業は非常にデリケートで特殊な装置を使用しデータを読み込む必要があります。

その後も復旧可能なデータをまとめて確認してもらい、了承を受けてからようやくデータ復旧を行ないます。このような作業は豊富な知識だけでなく特殊な装置を扱える技術力がなければできません。そのため、データ復旧は専門業者に依頼したほうが安全で効率が良いといえます。

業者への持ち込み前にやる事

パソコンが故障したら、専門業者に依頼しますが、データ復旧の前にやっておくべきことを紹介します。

操作を中止する

パソコンやディスクの操作を続けていると、データ被害が拡大する危険があります。

ハードディスクが物理障害の場合には、素人考えで下手に手を出しますとかえって状況を悪くして、専門のデータ復元サービス会社でもデータを復元できなくなりますから、あまりその後の作業はアレコレせずに速やかにデータ復元会社に依頼すべきです。

ハードディスクから異音がする場合は、重度の物理障害が発生しています。

電源を入れるだけでも症状が悪化する危険性がありますので、すぐにパソコンの使用を止めて電源をお切りください。

パソコンが故障して、異音が発生しているのにそのままの状態で使用すると余計に状況が悪化する可能性があります。パソコンに入っていた情報を確実にデータ復旧したいのなら、電源を切り、操作を止めるといった初動対応が重要になります。落ち着いて正確に状況を判断し、適切な行動をとることでより安全にデータ復旧を行なうことが出来るでしょう。

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