「マッド・ドッグ(狂犬)」と呼ばれるマティス国防長官の来日に当初、安倍政権は戦々恐々だったが、こちらは民進党代表の「飼い犬」のトラブルである。蓮舫氏の母君がリードも付けずに犬を走らせ、おまけに糞の始末もそっちのけと近所の住人は怒るのだ。
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東京・目黒にある蓮舫氏の家では3頭の犬が飼われている。白いスピッツが2頭、茶色のトイプードルが1頭だ。夕方になると、母親の桂子さんが犬たちを連れて散歩に出かける姿をよく見かけるという。娘夫婦が忙しいこともあって、自然と母親の役目になってしまうのだろう。犬を連れた老婦人が閑静な住宅街を散歩する姿は微笑ましくもある。
ところが、ご近所からはこんな声が上がっているのだ。
「蓮舫さんのお母さんは、いつも犬を連れてうちの前を通ります。白い犬にはリードを付けているんだけど、小さい方は放し飼い状態であちこち走り回るんですよ」
“事件”が起きたのは昨年の秋のこと。ご近所の住人が続ける。
「蓮舫さんのお母さんが知り合いの方と立ち話をしていたんです。すると、小さい方の犬がうちの前に走って来て、ウンチしちゃった。しかも、お母さんは、そのまま立ち去ろうとするじゃないですか。びっくりして“すみません! (ウンチを)取って下さい”ってお願いしたら、やっと始末してくれた。でも、よく見たらまだ残ってる。仕方がないので、水で洗い流したのです」
言うまでもないが、犬を散歩させるときはリードを付け、糞は飼い主が拾うのが当り前である。ペットボトルに水を入れて持ち歩き、糞のあとを綺麗に流すのも最近よくみるマナーである。
だが、トラブルは再び起きた。
「それからしばらくして、また蓮舫さんのお母さんが犬を連れてやって来て立ち話をしていたのです。すると、やっぱり小さい方の犬が走って来て玄関前のマットにちょこんと座った。まずい! と思って追い払おうとしたのですが、後にはコロコロとしたのが何個も転がっていました。しかも、お母さんは、この時も立ち去ろうとしたので、声を掛けて取ってもらったのです。でも、後にはやっぱりウンチが残ってしまって……」(同)
さすがに2度も“フン害”に遭ったのではたまらない。この住人は町内会長を通じて、蓮舫家に申し入れたものの、返事はなし。ウヤムヤになっているのだという。
そこで母親の桂子さんに聞いてみると、
「チビちゃん(トイプードル)はリードを付けないでも私の横にくっついてくるの。3頭分もリードを持って歩けないから。でも、放すのは路地の誰もいないところだけ。そりゃあ、植え込みぐらいには入ったりするけれどね。植え込みは人の家じゃありませんから」
だが、本誌(「週刊新潮」)が撮った写真(1)には、リードを外された犬たちが縦横無尽に走り回っている姿がバッチリ。さらに、ウンチの話になると、とたんに激しく否定するのである。
「(ウンチを取らないなんて)そんなことない! 私は他の(犬の糞)まで全部取っているんですよ。だって公道で取らないわけないですよ」
さらに聞こうとすると、
「ないないないない! そんなのは皆ウソ!」
と聞く耳持たず。
国会で忙しい蓮舫氏はこの“フン害”事件をご存知ないのだろうか。
ワイド特集「女という商売」より
「週刊新潮」2017年2月16日梅見月増大号 掲載
新潮社
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