園長の部屋
園長の部屋
平成27年2学期 園長の部屋
これはお題目ではない。日本の伝統文化を守り発展させようとする保守安倍晋三政権と、歴史と伝統の文化を崩壊し滅亡させようとする(日本衰退待望クーデター=民主・共産・社民)との攻防が今や最中である。政府と野党との国会合戦を見ていると、何が何でも昔の日本は悪く、いつまでも意志の弱い日本政府のままにしておき、日本人の意気地を喪失させ、占領下当時のまま(現在も心理的占領下)重要事は他国まかせ、緊急事態のことは全く考えなくてよい状態が続いてきた。我国は千島寒流で育ったイキの良いスリムなとびっきりうまいマグロではなく、インド洋で育った図体ばかり大きくうまくないマグロと一緒になってしまって久しい。
中華人民共和国が膨張政策(自国の不安の目を外国との軋轢に向けさせ、国内のガバナンスを高める)により、尖閣を狙って毎日のように領海に侵入しているのを傍観しているのみ(憲法と安保法制の不備問題があり、そして日本の中にスパイ的要因の人間が多数いる)になっている。日本衰退待望クーデター側は、敵対勢力と呼吸を合わせて日本弱体化をずっと進めると懸命である。それはあたかも、大阪都構想を大阪の自民党と反対勢力の共産党・民主党が手を組んで潰すような理不尽なことをするようなもので、手段は選ばない。その手段はブーメランのように自分にハネ返ってくるのだが・・・。何でもありなのである。節操とか義理人情がない。この姿が若い人たちに投影される。日本は瀬戸際の状態である。若い国民が育っていない。伝承する古い世代がその役割を果たしていなかったです。ただ、戦中戦後を生き抜いてきた80才〜90才程度の方は、事の善悪を認識し、しかも神仏を敬い、皇室を尊んでおり、日本国を世界の中で俯瞰する目も持っているし、家族に対する想いもある。が、先の戦争のことや戦前の良さなど多くを語らない。というより、マッカーサーの指令で「これが真実だ」というNHKのラジオ放送で、日本軍は悪だったという概念をすり込まれ、日本の指導者も悪だったと敗戦後の日本人が信じてしまったので、口を閉ざしてしまったことが大きな原因ではあるが・・・(日本の正義も知っていたのだが)。
若い人たちの世代を見ているとよくわかる。「ええかっこ」言っているけど、自分は解決策を持っていない。クレームは得意(攻撃は最大の防御であるので身を守る手段)だが、問題解決を自分でどうすればよいのかわからず、現状維持。人生体験と経験年数も足らないのに、インターネットなどでの疑似体験を実際に体験したように錯覚して行動する。言うことは奮っているが、もろい。いつまでも続かない(持久力がない)。すぐに身の置き所を安全地帯に置き、戦線を離脱する。そしてその繰り返しをし、その次の世代も背を見て育つので、同じことを知らず知らずに真似ることによって現実逃避をする。これが日本国民の姿になっている。大変なことである。問題の先送りである。ギリシアのようになるのか?
沖縄県の状況も異常である。当初、沖縄だけでなく日本全体が占領され、日本全体が精神的に蹂躙された。大東亜戦争当時(昭和20年)は本土決戦準備に入り、一億玉砕を覚悟していた。昭和20年4月の連合国軍の沖縄進攻時には、戦艦大和も急行し、多くの特攻隊も散華した。当時の沖縄県知事は、先任の知事が逃げた後、大阪府内務部長が自分の命がなくなるのを知りながら赴任し、6月に県庁の職員とともに亡くなった。決して見殺しにはしていない。現知事は親中華人民共和国派、娘婿も支那の人である。もともと中共に従いたいと心から思っているので、中共の手先かもしれない。沖縄だけでなく、日本全国に米軍基地がある。日本のみで日本を守れない憲法の制約がある。まだ、武器を捨て、守ってもらっているという感覚である。
憲法の改正もなっていないし、安保法制も改正されていない。いまだ志中途(なかば)だ。改正が成った暁に、米軍から自衛隊に主役が変わっても沖縄の論調は変わらないだろう。米軍基地によって生活をしている人も多い。土地の権利者もいる。基地の場所を変更してほしくない人も多いので、辺野古移転は米軍が沖縄にいることを嫌がる人と、普天間基地の場所は危険なので基地を現場所から移転するだけで納得な人がいる。また、今のままでよいのではという人もいる。
本質的なことは、米軍がいなくなると軍事の空白地帯ができ、いまだ憲法上も安保法制上も実質的に自衛隊だけでは国土を守りきれないということです。早く我国の力で我国を護らねばなりません。憲法改正も安保法制改訂も急務だ。沖縄でも国会でも、戦後70年の攻防の真っ最中の瀬戸際です。日本再生派と衰退待望派の闘いです。議論が長引けば長引く程、日本にとって不利です。日本列島の地震・火山噴火活動が影響をおよぼすかもしれない。混乱しないうちにしなければならない。
これは、本学の瑞穂の國記念小學院の開校に対する事柄も一緒です。よき学校ができることを阻止しようとする勢力がいることは確かです。なんやかんやで難くせをつけてきます。が、本学が戦後70年の節目に開校することは、時代の潮流が本来の日本の本流(歴史と伝統に沿った)に戻ってきたことの証査であります。私も戦後70年の攻防の真っただ中にいます。まさに日本再生のダッシュする時です。天とのミッション、神とのミッションが結実する明年は、力強い応援をお願いいたします。素晴らしき教育が素晴らしき次世代の日本を作るのです。
〝至誠にして動かざるものは 未だこれ有らざるなり〞
園長 籠池 泰典
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