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【ドラニュース】

森監督、宇梶剛士さんと男竜トーク 北谷で対談

2017年2月21日 紙面から

 野球と役者。仕事は違えど、共感し、引きつけ合う人生がある。中日・森繁和監督(62)と人気俳優の宇梶剛士さん(54)。「男」の付き合いを続けてきた2人が春季キャンプ中の沖縄・北谷で対談し、出会いから今季のドラゴンズにかける期待まで語り合った。 (構成・井上学)

  森 「おう、宇梶! 久しぶり」

  宇梶 「ごぶさたしています!」

 −久しぶりの再会なのに割り込んで申し訳ありません。大変恐縮ではありますが、お二人の出会いを聞かせていただけますか?

  森 「出会い? いちいち言わなくていいだろよ。いつからって言われても、“とびとび”になってるからなあ」

  宇梶 「キャンプ中の沖縄で会うようになったのはデニー(友利投手コーチ)が中日に来てからですかね。西武にいらっしゃった方々に知り合いがいまして。そのご縁ですね」

  森 「互いに飲むのも嫌いじゃない。宇梶には勝てねーけどな。一緒に飲んでたら体壊すわい! この前(飲んだとき)なんて30年ぶりぐらいに記憶を失ったよ。オレたちは時間が合えばパっと会って、パッと飲んで、パッと別れるだけ。だからいい付き合いをできる」

 −宇梶さんは森さんをどう呼んでいますか。

  宇梶 「周りに人がいたら『アニキ』と呼ぶのも恥ずかしい(笑)。ずっと『森さん』と申し上げておりましたが、さきほど(監督室で)グラブをいじらせて頂いたときに、初めて『これは監督のですか』と、『監督』という表現を使わせていただきました」

 −互いに何が引きつけ合うのでしょうか

  宇梶 「オレは野球(元高校球児)で挫折していますし、グレたこともある。それでも(人は)生きていかなきゃいけないわけです。生きていると、いいことがあるんですよ。(森監督らとの)人間関係があったからとはいえ、今もこうして球界の最高峰の場所(プロ野球のキャンプ地)にもいさせていただける」

  森 「みんな、1回ぐらいはどん底を味わっているんだ。オレだって野球がなかったら何しているか分からんよ(笑)。同じような境遇の人間は集まるもんだよ、自然と」

  宇梶 「本当ですよね」

 −屋内運動場(この日は雨)ではとても熱心に練習を見ていました

  宇梶 「技術的なことは分かりません。ただ、一ファンとして、(今季のドラゴンズは)すごく元気だなと感じました。何かこう、内にギュッと締まったものを、バーンと一気に開放しているような印象です。選手がハツラツとしているように見えます」

 

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