蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【グラニュース】開幕直前インタビュー(下) 風間監督の思考2017年2月21日 紙面から 初めてJ2で開幕を迎える名古屋グランパスは、風間八宏監督(55)が率いて1年でのJ1昇格を目指す。異才を放つ指揮官の独特で示唆に富んだ考えと、意外な人柄をユーモアも交えて明かしてもらった。 (聞き手・青山直樹) −風間監督の考え方や言葉は独特だ 「自分ではそう思わないけど、選手に伝える時は言葉を徹底的に砕くね。抽象的な言葉や横文字はほぼ使わない。例えば『集中力』という言葉なら、これには目的達成意欲、楽しむ思考、不安があると思う。その割合は4−4−2がいいと具体的に伝えている」 −フォーメーションのようですね 「自分の目的はなんだ、と考えればワクワクしてこなきゃおかしい。その中に楽しむ、遊び心があれば余裕になる。ただ目的達成の意欲が強すぎると緊張しちゃう。一方でうまくいくかな? っていう不安もあった方がいい。不安があるから準備しようとなる」 −自身はプレッシャーを感じているのか 「感じないヤツはいないでしょ。でもそれは勝手に怖いものをつくってるだけ。お客さんに何を言われるのか考えるのも勝手なプレッシャー。一方で仕事は変わらない。今日よりいいものにするっていうこと。殺されるわけじゃない。まあ、そう言いながら毛布にくるまって震えてるんだけどね」 −サッカー以外の趣味は 「映画やドラマは良く見る。そのたびに新しい発見がある」 PR情報
|