賃貸時代は対面式。リノベーションでは壁付けに
日本ではペニンシュラ・アイランド・ II型などなど、オープンな対面式キッチンが今は主流ですよね。
物件を探していた頃、内覧した新築マンションや戸建のモデルハウス、築浅の中古マンションも、ほぼ全て対面式でした。
以前の賃貸では対面式だったので、メリットもデメリットも分かっているつもりですが、リノベーションをすると決めたばかりの頃は対面式or壁付けのどちらにしようか悩みました(マンションリノベーションは対面式に変更できない場合もあります)
結果的には大満足
- 以前の賃貸はセミオープン型の対面式で横幅2.6メートル?くらいの大きめサイズ
- 新居のリノベーションでは壁付けで横2.2メートルの小さめサイズ
小さくなった分、使いにくいかと思いきや実際に使ってみるとこれが予想外に使いやすいんです!以前より動きやすくなって快適。わたしの身長だとキッチンの高さは80センチがベストですが、85センチにしたことも良かったのかも。高くしたからなのか、無垢の床のおかげなのか分かりませんが腰が痛くならない!
【ビフォー】壁に囲まれた独立型の暗いキッチン
築31年にしては比較的キレイな状態でしたが昭和を感じる旧キッチン。壁に囲まれた独立型のキッチンだったので暗い暗い・・(窓もありません)
独立型のまま、リビング側の壁に室内窓を造ろうかな?とも思いましたが却下。独立型は「料理に集中できる」というメリットもありますが、そもそも料理が嫌いなわたしには向いてない(笑)
※解体前のキッチン画像がほとんどありません。もっと撮っておけばよかった・・!
【間仕切&目隠し】キッチンカウンターを造作
解体工事後、床に緩衝材が敷かれ、大工さんが黙々と作業している様子。手前の木枠が造作カウンターの基礎です。画像左側に見える壁は元々あったもの。シンク横には間仕切が欲しかったので残してもらいました。
- リビングからキッチンが丸見えになるのを避けたい
- ダイニングテーブルを置きたくない
- カウンターの裏(キッチン側)に収納スペースを作りたい
の3つが、カウンターを造った理由。
【アフター】システムキッチンはクリナップの『ラクエラ』
シンク側の壁にはサブウェイタイル。画像手前リビング側の壁にはブリックタイルを使ってます。造作カウンターの天板は足場板。その下はモルタル仕上げ。
このカウンターの内側にはゴミ箱を置いたり、家電を収納するための収納スペースがあります。リビング側からは全く見えません。配膳も楽でホントに便利です。
アイアンラックはインテリア性を重視
収納にもなるアイアンラックですが、求めたのはインテリア性。何をどんな風にディスプレイしようか考えるのが、これまた楽しいんです。
全部丸見え。足場板の飾棚
吊り戸棚の収納力には劣りますが、圧迫感を出したくないので足場板の飾棚を設置。これもかなり使いやすいです。まる見えと言うより、丸見せ。見られることを意識して収納しています。
ハンドタオルをここに掛けたのは無垢の床に水滴が落ちないようにするため。PUEBCOのクリップを使ってDIYした丸棒に掛けてます(手を拭くとき屈まないで済むのも◎)
壁付けキッチンにして正解でした
生活感の出やすい場所なので、機能面だけでなく、それも含めた空間全体の雰囲気や統一感も気にしながら『見せる・隠す』のバランスを取るのがキッチン造りのポイントだと思います。
どんなキッチンにも良し悪しがありますが、わたしは壁付けにして正解でした。
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