平良孝陽、小笠原一樹
2017年2月20日20時41分
埼玉県三芳町上富の通販会社「アスクル」の物流倉庫で16日に起きた火災は、20日夜も延焼が続いた。内部が高温で、爆発も発生し、鎮火のめどは立っていない。
入間東部地区消防組合などによると、2、3階には窓や出入り口がほとんどなく、内部の温度は一時約500度に達した。屋上のソーラーパネルにも燃え広がり、建物が崩落する恐れもあり、消火活動が難航。19日未明には3階南東側で2度の爆発があった。スプレー缶に引火したとみられる。
倉庫内の温度が下がったことなどから、消防は20日早朝から屋内での消火活動を始めたが、午後0時45分ごろに「ドン、ドン」と数回の破裂音がして、屋内での活動を一時中断した。これまでに、延べ床面積約7万平方メートルの6割を超す約4万5千平方メートルが焼けた。
三芳町は19日の爆発の後に周…
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朝日新聞社会部