厚生労働省は20日、再生医療安全性確保法で義務づけられた計画書を提出しないまま、リスクが高い再生医療を実施していたとして、「埼玉メディカルクリニック」(埼玉県)に対し、治療の一時停止を求める緊急命令を出した。
厚労省によると、同クリニックは2015年12月からこれまでに8人に対して、アンチエイジングなどの目的で、他人の臍帯血(さいたいけつ)を用いた再生医療を実施していたという。臍帯血はへその緒や胎盤に含まれる血液で、厚労省は2週間以内に、入手先や健康被害の有無などの報告を求めている。
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