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【ゴルフ】

松山、今季初の予選落ち 80の大たたき

2017年2月20日 紙面から

第2ラウンド、7番でアプローチショットを放つ松山英樹。通算6オーバーで今季初の予選落ちとなった=リビエラCCで(共同)

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◇ジェネシスOP<第3日>

 ▽18日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ、リビエラCC(7322ヤード、パー71)▽天候・雨後曇り、20度、南西4メートル▽賞金総額700万ドル、優勝126万ドル▽138選手

 【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】松山英樹(24)=レクサス=が今季初めて予選落ちした。前日雨天順延されていた第2ラウンド(R)の残り3ホールを3連続ボギーにし、80の大たたき。通算6オーバーの121位、予選通過ラインに6打及ばなかった。前日にプレーを終えていた石川遼(25)=カシオ=も出場2試合連続で決勝に進めなかった。第2Rを終えてダスティン・ジョンソン(米国)が通算10アンダーで首位。第3Rは開始1時間30分で日没順延になり、最終日に残りと第4Rが行われる。

 松山の予選落ちは昨年8月のザ・バークレイズ以来。81を打った昨年3月の世界選手権シリーズ(WGC)キャデラック選手権第2Rでのプロ入り後ワーストを免れるのがやっとで、今季26R目で初のオーバーパーを記録した。

 前日はインからスタートし、7番の第2打から再開。フェアウエーからのそのショットはグリーンに届かず、1・5メートルのパーパットも外した。8番、9番はいずれもドライバーをバンカーに入れ、パーオンできなかった。結局、バーディーなし、9ボギー。

 このところショットに満足できない状態が続いており、スタート前の練習場に誰よりも早くやってきてボールを打ち込んだが、結果は出なかった。「前日よりはよかったが…。盛り返すような力は全然ないですね」とがっくり。風雨が影響したのかとの問い掛けには、「それは仕方のないこと。風は人が思っているよりはあまり感じなかった」と話した。

 今大会で優勝すれば、世界ランク1位になる可能性もあり、現地メディアでも大きく取り上げられていたが、簡単にはいかなかった。次週は休み、3月2日からのWGCメキシコ選手権に臨む。マスターズ(4月6日開幕)も徐々に近づき、「ショットが思うようにいかない。どうにかしないといけない」と最後まで晴れない顔で話した。

 

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