小金井女子大生刺傷事件 罪状認否認める

2017年2月20日10時57分  スポーツ報知

 東京都小金井市で昨年5月、音楽活動をしていた私立大生の冨田真由さん(21)をナイフで刺したとして、殺人未遂と銃刀法違反に問われている岩埼友宏被告(28)の初公判が20日、東京地裁立川支部(阿部浩巳裁判長)で開かれた。

 岩埼被告は黒のスーツに紺色のネクタイを締めて出廷。青白い顔で、罪状認否に対し「(間違いは)ありません」と答えた。弁護側も公訴事実については認め、岩埼被告の計画性の有無と殺意が強固であったかどうかについて争う姿勢を見せた。

 岩埼被告は冒頭陳述において、事件当時に冨田さんを襲った時のの残虐な行為が説明されている際にも表情を変えず、メモに目を落としたまま。検察官は「自己中心的かつ身勝手な動機で起こされた、執拗(しつよう)かつ残忍な犯罪」と指摘した。

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