森永製菓

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森永製菓株式会社
Morinaga & Co.,Ltd.
Morinaga plaza building.JPG
森永製菓本社のある森永プラザビル
種類 株式会社
市場情報
東証1部 2201
1949年5月16日上場
大証1部(廃止) 2201
2003年10月上場廃止
名証1部 2201
2003年10月上場廃止
略称 森永、森菓
本社所在地 日本の旗 日本
108-8403
東京都港区芝五丁目33番1号
設立 1910年明治43年)2月23日
(株式会社森永商店)
業種 食料品
事業内容 菓子、食品、冷菓の製造、仕入れ及び販売
代表者 森永剛太(代表取締役会長)
新井徹(代表取締役社長)
資本金 186億1,200万円
売上高 単独:1,476億2,800万円
(2014年3月期)
純資産 連結:527億7,300万円
単独:542億7,200万円
(2012年3月31日現在)
総資産 連結:1,288億4,500万円
単独:1,219億8,200万円
(2012年3月31日現在)
従業員数 単独:1,377人
(2014年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 森永製菓取引先持株会 6.75%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 6.44%
(株)みずほ銀行 4.75%
(株)三菱東京UFJ銀行 4.49%
(2012年3月31日現在)
主要子会社 森永スナック食品(株) 100%
(株)アントステラ
関係する人物 森永太一郎
松崎半三郎
森永太平
稲生平八
高木貞男
松崎昭雄
外部リンク http://www.morinaga.co.jp/
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森永製菓株式会社(もりながせいか)は、東京都港区本社を置く、大手菓子製造業者である。森永乳業とは兄弟会社の関係で、同一敷地に本社を構えており、モリナガグループ(Morinaga Group)を形成している。コーポレートメッセージは「おいしく たのしく すこやかに」。

目次

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概説[編集]

1899年明治32年)に創立された、トレードマークに「エンゼル」を使ったキャラメルなどを製造している老舗メーカーである。本社の最寄り駅は山手線及び京浜東北線田町駅と、都営地下鉄浅草線及び都営地下鉄三田線三田駅。株主数は4万1890名(2006年平成18年)3月31日現在)。
森永製菓のロゴは、「永」の上の「丶」が「一」になっている旧字体を使用している。実はロゴだけではなく、同じ社の商品に記されている「森永製菓(株)お客様相談室」の一文や製造者の欄にも同じ旧字体が使用されている。また、1986年昭和61年)夏のエンゼルマーク変更までは、社名ロゴの「株式会社」部分の「社」の字も「礻」の部分が「示」になっている旧字体を使っていた。[1]ただし、登記上の商号は旧字体を使用していない「森永製菓株式会社」である。これは森永乳業なども同様である。
なお、ライバルは、明治をはじめとする「明治グループ」である。森永と明治は「乳業」と「製菓」があり、設立時期が近く、製菓と乳業の2部門間には歴史的に似た経緯があり、かつ似た商品構成であるため、業績面でよく比較される。なお、明治グループは2011年平成23年)4月に事業再編を行い、明治製菓の食品部門(OTC医薬品を含む)が株式会社 明治(旧明治乳業)に統合され、医療用医薬品部門だけが残った明治製菓がMeiji Seika ファルマと改称された。

特色[編集]

ビスケットソフトキャンディーの製造、販売を基幹とする。森永ビスケットシリーズは知名度のある売上の高い商品、特にマリーやムーンライト、チョイスは基幹商品。また、ハイチュウはキャラメルの技術を活かした他社の追従を許さない森永の売れ筋商品。グレープ味は一番人気。次にキョロちゃんで知られる「チョコボール」は、子供を中心に人気である。なかでも「チョコボール」シリーズを買い、一定の条件を満たした応募者全員に贈られる「おもちゃのカンヅメ」キャンペーンは、菓子会社の懸賞の中でも歴史が古い。
戦後日本でバレンタインの習慣が広まったのは森永製菓の宣伝がきっかけ。なお、海外では「女性が男性にチョコレートを贈る」という決まった習慣は存在しない。

主な製品[編集]

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(2017年現在)
※現在発売中の製品全てについては商品カタログを参照のこと。
※部署の特別表記がない場合、すべて菓子事業部が担当している。

チョコレート[編集]

ビスケット/パイ菓子[編集]

  • マリー
    • ミニチョコマリー
  • チョイス
  • ムーンライト
    • ミニチョコムーンライト
  • チョコチップクッキー
    • ミニチョコチップクッキー
  • リーフィ
  • 和栗クッキー
  • アーモンドクッキー
  • エンゼルパイ
    • ミニエンゼルパイ
  • 小麦胚芽のクラッカー
  • マンナシリーズ
    • マンナビスケット
    • マンナボーロ(プレーン&かぼちゃ)
    • マンナウェファー
  • ガトーショコラ
  • 和栗ケーキ
  • ムーンライトソフトケーキ
  • パックンチョシリーズ
  • ステラおばさんのクッキーシリーズ
  • マクロビ派ブラウニー
  • マクロビ派ビスケット
  • Aクラス
  • マリー
  • チョイス
  • ムーンライト

スナック[編集]

キャラメル[編集]

  • 森永ミルクキャラメルシリーズ
  • 森永ハイソフト(ミルク)
  • 森永ファッジ(英国発祥のミルクキャラメル風味の砂糖菓子)

キャンディ[編集]

ケーキミックス[編集]

食品事業部が担当。
  • ホットケーキミックス
  • 森永のおいしいクッキーミックス
  • レアチーズケーキミックス
  • パンケーキミックス
  • レンジアップケーキミックス
  • ケーキシロップ
    • チョコレートシロップ
    • カラメルシロップ
    • メープルシロップ
  • モントン花王から譲渡された。なお、商標は引き続き花王が保有している。)

アイス[編集]

森永アイスクリームの販売用ケース(現在使用されているもの)
冷菓事業部が担当(製菓から発売されているもののみ列挙。森永乳業製品(旧エスキモーブランド含む)は森永乳業の項を参照)。
マルチパック
  • チョコレートアイスバー
  • パリパリバー
  • ラムネバー
  • アイスカフェ・オ・レ
  • マリービスケットサンドアイス
  • ミルクキャラメルモナカ

飲料[編集]

食品事業部が担当。
ココア
  • ミルクココア
  • 純ココア
  • カカオ7.0
  • 牛乳で飲むココア
  • ショコラ・ショー
  • ショコラ・グラッセ
  • カカオFFAパワー
  • ティナ(東北地方限定発売)
その他
  • 森永甘酒
  • おしるこ(冬季限定)
  • 抹茶あずき
  • ゆず茶

健康・美容[編集]

ウイダー
ウイダー事業本部が担当(製品CMに出演している太田雄貴も同事業部に在籍している)。
美容
ヘルスケア事業部が担当。「天使の健康」ブランドの健康補助食品を製造販売している(通信販売のみ)。

その他[編集]

  • 具っとくだもの(食品事業部)
  • クックゼラチン(食品事業部)
  • にがいのとんでけ(服薬用チョコレート、2015年11月発売、通信販売『天使の健康』で販売)[4]
ほか、多数

キャラクター商品[編集]

過去に販売された主な製品[編集]

過去に発売された製品の一部は森永ミュージアムで閲覧可能。

チョコレート[編集]

  • ソフトチョコレート
  • パレードチョコレート
  • スキップチョコレート
  • エールチョコレート
  • フラワーチョコレート
  • ポールチョコレート
  • チョコレートボール(チョコボールの原型)
  • チョコベー
  • カリンチョ
  • ドーナッチョ
  • まろん
  • チョコの樹
  • くるみの森
  • クライマー
  • 森のどんぐり
  • つくんこ
  • チョコパッパ(ふりかけ状のチョコレート)
  • ジャスト(チョコレート)
  • さっチョコだち(チョコスナック)
  • チョコぼうし
  • お菓子なお寿司屋さん(チョコスナック)
  • ボクたち2軍だ(チョコスナック)
  • こニャン子クラブ
  • ぬ〜ぼ〜(エアインチョコ)
  • ワインゼリー
  • ブランデーゼリー
  • CARA(キャラ)
  • ザギー(チョコレートバー)
  • スプーナ(エアインチョコ)
  • スプーナ 苺のムース
  • リド
  • ソリッド
  • ディーン
  • ジョイム
  • アッセ
  • アンシス
  • 花日和
  • &BITTER
  • 刻みカカオ
  • ラドンナ
  • ルネス
  • ポリフェリッチ
  • アーモンド・グリエ
  • マカダミア・グリエ
  • ナッチ
  • ジーン
  • プチモンブラン
  • 栗の季節
  • フリュイ
  • 彩紫(Ayamurasaki)
  • ミア(東北地区限定)
  • フィンガーチョコレート
ほか

ビスケット[編集]

  • フラワー(贈答用のビスケット詰め合わせ。1950年代
  • コンサート(同上、昭和30年代)
  • クリームウェファース
  • エンジェリア
  • シンフォニー
  • クレマ
  • ディア
  • ボンソワール
  • クラシック
  • シルフィ
  • ブラウンライス
  • ウェルツインサンド(バニラ&ストロベリーラテクリーム)
  • レモニスト
  • デセール・ドール(ガトーショコラ、フレンチショコラケーキ)
  • シフォネーズ
  • 大納言ケーキ
  • 宇治抹茶ケーキ
  • ミルクココアケーキ
ほか

キャラメル[編集]

  • コーヒーキャラメル
  • チョコレートキャラメル
  • フレンチキャラメル
  • スポーツマンクラブキャラメル
  • おたのしみキャラメル
ほか

キャンディ[編集]

ほか

スナック[編集]

  • スピン
  • ハイプレッツェル
  • チーズクラッカー
  • ナイス(クラッカー)
  • タイム(クラッカー)
  • うわさのパンチョ
  • ノンフライ 焼きポテト[5]
  • マメロング
  • トウモロング
  • コメロング
  • 五色あられ(米菓
  • ラブチャット

アイス[編集]

森永アイスクリームの販売用ケース(1980年代までのもの。店によっては現在も使用している場合がある)
  • 森永バニラエイト
  • 森永デリカ
  • アイスバーガー
  • 森永みぞれ
  • みぞれバー(マルチパック)
  • バケバケバー(1983年昭和58年)。アイスバーにプリントされたオバケの絵が特徴)
  • 三角バー(1986年(昭和61年))[6]
  • コニーパフェ(コーンアイス)
  • ぬ〜ぼ〜
  • MEN'S(男性向け。バニラとロストアーモンドが発売された)
  • オペラグレイス
  • チョコフレークコーン
  • チョコモナカ
  • チョコモナカデラックス
  • あんもなか
  • 北海道あずき最中
  • ダブルアーモンド
  • ドーリードッツ
ほか

飲料[編集]

茶類
  • 森永宇治かほる(大正末期に発売された緑茶
  • 森永紅茶
  • ローヤルティー
コーヒー
  • 森永コーヒー
  • インスタントコーヒー
  • JAGUAR(缶コーヒー)
  • 眠れない珈琲(缶コーヒー)
  • ハイクリームココア(缶コーヒー)
  • カフェ・オ・レ(缶コーヒー)
  • カフェ・オ・レ富士山系の水使用(缶コーヒー)
  • ココア・オ・レ(缶コーヒー)
  • オリジナルブレンド(缶コーヒー)
ココア
  • まんがココア
  • アーモンドココア
  • プレミオココア
  • ザ・ココア
  • ココア・さわやか仕上げ
  • ミルクココアキュット
  • ミルクココア・生クリーム使用
  • ミルクココア・アイス
  • ミルクココア・New豊かなコクと香り
  • アイスココア
  • アイスココア・100周年
トマトジュース
  • トマトジュース
コーンスープ
  • コーンスープ
清涼飲料
コーヒー入り清涼飲料
  • モカジャバ・ジャワ島生まれ
炭酸飲料
  • はじける爽快感
  • バラ薫る
果実入り飲料
  • 和梨
  • ビバトロピカル
  • みかん
  • サンキストシリーズ
  • あんず
  • 津軽りんご
  • 温州みかん
乳飲料
  • チョコボール・いちご味
ウィダー
  • ダイエットウィダー

その他[編集]

  • 森永ソース(森永食糧工業時代に製造・販売していた)
  • 森永トマトケチャップ(森永食糧工業時代に製造・販売していた)
  • 森永お好み焼粉
  • インスタントポテトマッシュ
  • ぬかよろこびぬか漬けの素)[7]
  • もっちり和ぽんの粉(静岡地区限定発売)
ほか、多数

過去のキャラクター製品[編集]

など、多数

沿革[編集]

不二越ビルにあったネオンサイン
(通称「銀座の地球儀」)
(注)森永製菓の社名の変遷、乳業事業(現在の森永乳業)の変遷は、森永乳業のページの沿革部分にて説明されている。

製造・研究拠点[編集]

森永製菓横浜鶴見工場

研究所[編集]

工場[編集]

営業拠点[編集]

統括支店[編集]

関連企業[編集]

日本国内[編集]

兄弟会社
食品製造
食品卸売および飲食店
不動産およびシェアードサービス
その他

日本国外[編集]

消滅した企業[編集]

広告宣伝[編集]

主なCM[編集]

現在のCM[編集]

2013年3月以前及び10月のCMの最後に流れるサウンドロゴは黒バックにエンゼルが踊り♪もりなが♪の優しい歌声で締めるものだった。この声は、シンガー・ソングライターの峠恵子である。ただし、チョコレートのCMでは2007年から2009年まで最後に「SINCE1918 森永チョコレート」が表示されていた(森永ミルクチョコレート発売90周年にちなむ)。また、ウィダーのCMでは最後に黒バックにウィダーのロゴと「Power Your Life!」のメッセージが流れた。
2013年4月以降(10月のみ上記に戻された)のサウンドロゴは冒頭に♪もりなが♪と男性が歌うもので、真ん中に「日本を元気に」の表記、右に太田雄貴(森永製菓所属)の画像が流れた後CM本編に入る。
同業の菓子メーカーである江崎グリコ明治ロッテなどと並び、メインターゲットである10代~20代に支持のある旬のアイドル歌手などを多数起用することで有名である。同社のCMから人気が爆発したタレントもおり、出演CMには必ずそのタレントの歌う楽曲が使用されたりと、芸能界からも登竜門的なCMとして注目されている。
テレビCMは主に地上波全国放送で流れるが、一部、関東や東北などの地域で放送されるものもある。また、スペースシャワーTVSuper!drama TVアニマックスキッズステーションなどといったCS放送チャンネルで放送していることもある。ちなみに2008年より福岡佐賀地区限定で放送されていた「森永ミルクキャラメル」のCMは、2009年より全国放送されている(6月10日ミルクキャラメルの日にちなみ放映開始された)。
なお、CMについては森永製菓公式サイト「CMギャラリー」およびYouTube公式チャンネルでも視聴可能。
CM出演タレント・キャラクター[編集]
男性
女性
  • 上戸彩 - パリパリバー、(過去:アイスモナカジャンボ、生ラムネ、ミルクキャラメル、ファッジ)
  • emma - 半熟ショコラ
  • miwa - ベイク
ナレーション
  • おすぎ - 半熟ショコラ「予告編」
キャラクター
ORはオリジナルキャラクター)

過去のCM[編集]

CM最後の表示は1967年昭和42年)から「ピ・ポ・ピ・ポ」のシグナル音とともに画面下隅でエンゼルが振り向くアニメーションを使用していたが、1986年(昭和61年)のマーク変更とともにエンゼルマークが「ポ・ピ・ポ」(少し高い音)とともにフラッシュされてアップされる方式となり(商品の画とともに画面スペース半分のものもあった)以後シグナル音から出演タレントが「もりなが♪」と締める方式に変更された。
旧エンゼルマーク時代はCM冒頭の隅部分にエンゼルマーク(エンゼルが逆立ちしながらTM文字を持つ)を表示していた。
また旧エンゼル時代、チョコボールなど子供を対象とした製品のCMの最後のテロップには、ブルーバックに「ごちそうさま おくちを きれいに…」の3行メッセージとエンゼルのアニメーション、下部分に企業スローガンである「おいしく たのしく すこやかに」が書かれていた。
なお1984年(昭和59年)10月17日関西地区では10月10日)から数ヶ月間はグリコ・森永事件の影響で、店頭での販売中止とともに、CM放送を自粛(公共広告機構(現・ACジャパン)の公共CMなどに差し替え)していた。
過去のCM出演タレント・キャラクター[編集]
×は故人
男性
ほか
女性
ほか
男女混成
ほか
ナレーション
ほか
キャラクター
ほか
ブランドCM

ブランドCM・エンゼルの歌[編集]

楽曲『エンゼルはいつでも』[編集]

  • 森永エンゼルの歌『エンゼルはいつでも
    「どこかでエンゼルは、いつでも眺めている」のフレーズが特徴の森永の企業CMソング。
    1951年(昭和26年)の民放ラジオ放送開始に合わせて製作され、初期に録音されたバージョンを歌っているのは童謡歌手川田孝子で、当時提供していたラジオ番組『森永エンゼルタイム』の中で流れていた。
    1959年(昭和34年)に、若草児童合唱団の合唱によるバージョンが録音され、以後、1960〜70年代の森永製品のテレビ・ラジオCMで多く使用された。なお、1984年(昭和59年)の特別版CM「ご声援ありがとうございます」編(後述)でもこのバージョンが流れた。
    なお、歌詞全文についてはこちらを参照
CD収録
  • 川田孝子版 - 『甦える童謡歌手大全集』(コロムビア、10枚組、通信販売限定)DISC-2の8曲目に収録[23]
  • 若草児童合唱団版 - 『コマソン≪黄金時代≫〜懐しのTV-CM大全集 (1954〜1961) 』[24]キングレコード)22曲目に収録。
  • カバーバージョン - 『心と耳にのこるCMのうた』(キングレコード、KICS-3001。2007年3月発売)13曲目。竹田えりひまわりキッズが歌っている[25]
その他の事項
  • 1970年代キャンディーズが出演していた「チョコフレーク」のCMにおいても、この『エンゼルはいつでも』を歌いながら踊る場面があった。
  • 1990年代、本社前に製品を販売するクレーン式の大きな自動販売機があり、お金を入れて購入ボタンを押すと、行進曲風にアレンジされたこの曲が大音量で鳴る間に内部クレーンに商品が乗る、という時代があった。

ブランドCM[編集]

「ご声援ありがとうございます」バージョン(30秒) - 1984年(昭和59年)冬~1985年(昭和60年)春
  • 1984年(昭和59年)12月から1985年(昭和60年)春にかけて放送された森永製菓の特別企業CM。1984年(昭和59年)に起きたグリコ・森永事件(前述)の傷痕も生々しい中、どん底からの復活を果たすべく、全国のファンからの温かい支援・激励に感謝の意をこめて「エンゼルはいつでも」にのせて、夕焼けの海に佇むエンゼルと、森永製品を一つ一つずつ映し出し、終盤に「…森永の、お菓子たち。…ご声援ありがとうございます」のナレーションが流れると共に、最後はお辞儀をするエンゼルの横に、テロップで「ご声援ありがとうございます。 森永製菓株式会社」を表示。なおCMではおなじみの「ピ・ポ・ピ・ポ」音とエンゼルアニメーションはなく、通常CM同様に冒頭下隅にエンゼルマークを表示していた。また、この特別版の企業CMは当時の提供番組内で放送された。
  • CM放映と同じくして、全国紙各紙に、全国からの励ましのお便りを紹介する広告も掲載された。
「エンゼルのいる星」バージョン(30秒) - 2000年代

番組提供[編集]

  • 太字で記載されているものは単独提供番組斜体は複数提供の筆頭スポンサー。稀に特別番組で筆頭提供することもある。
  • G表記があるのはモリナガグループ提供(森永製菓・森永乳業共同提供)番組。W表記があるのはウイダーinゼリー名義で提供されている(された)番組。
  • CCカウキャッチャーHHヒッチハイクPTパーティシペーション
  • 過去提供番組中、◇がついているものは現在も継続中。

テレビ番組[編集]

現在の提供番組[編集]
(2016年3月現在)
日本テレビ
テレビ東京
フジテレビ
過去の主な提供番組[編集]
日本テレビ系
KR(ラジオ東京)→TBS系
フジテレビ系
NETテレビ→テレビ朝日系
東京12チャンネル→テレビ東京系
その他
他多数

ラジオ番組[編集]

[icon] この節の加筆が望まれています。
現在の提供番組[編集]
ほか
過去の提供番組[編集]
民放初期(昭和20~30年代)
  • 森永エンゼルタイムラジオ東京 現:TBSラジオほか)[47]
  • 森永エンゼルクイズ(ラジオ東京(現:TBSラジオ)ほか)
  • 森永スポーツニュース(NCB(日本文化放送協会) → 文化放送(QR)ほか)
ほか
昭和~平成
など、多数

スポンサー協賛・イベント[編集]

公式スポンサー[編集]

など
過去
など

森永主催イベント[編集]

など多数
過去
  • 森永母の日大会(昭和10年代、「森永母を讃える会」主催で母の日普及活動を展開)
  • 学生キャンプストア(昭和20~30年代)
など

CSR[編集]

  • 2006年より、地方自治体と共同で「防災のしおり」を作成している[52]

関連人物[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 旧ロゴは2000年代中期まで「森永ミルクキャラメル」のパッケージ内部に印刷されていた「森永製菓なつかしの広告」で「森永製菓」部分のみ使用していた。
  2. ^ 1970年代から後楽園球場の外野フェンス広告として親しまれた。
  3. ^ 2012年12月まではP&Gジャパンと株式会社 明治が合同で販売総代理店となっていた。
  4. ^ にがいのにがいの飛んでけー 薬を飲むためのチョコ開発”. 朝日新聞 (2015年11月13日). 2015年11月19日閲覧。
  5. ^ 「商品開発に予算をつぎ込んだ結果、十分なCM費用が取れず」という触れ込みで、あえて静止画像で制作したCMが話題を呼ぶ。
  6. ^ 静岡地区において試験販売されたが、売れ行きが目標に到達せず、本発売は中止された。
  7. ^ 当時、フジテレビ「クイズ・ドレミファドン!」の残念賞として「ぬかよろこび」が登場したことがある。
  8. ^ a b おまけ部分は玩具メーカーであるバンダイが製造。
  9. ^ a b c キン肉マンの好物に森永ココアなどがある。
  10. ^ 1973年放映のチョコベーのCM「田舎編」は1991年ACC創立30周年記念「昭和のCM100選」に選ばれている。
  11. ^ 【森永製菓 チョコモナカジャンボ】板チョコをイメージした形のチョコモナカ誕生(男の浪漫伝説 Vol.77) | ドリームメール
  12. ^ a b 1974年三波伸介芳村真理朝丘雪路司会時代(朝丘は途中降板))から一貫して提供を続けた(ただし井上順・芳村司会時代に一時提供中止、月曜10時最終期から復帰しDELUXE最初期まで「ご声援ありがとうございます」バージョンを放送した)。森永のほか資生堂ダイハツ工業など複数社提供。
  13. ^ この当時、店頭から森永製品が一時撤去されたほか、テレビCMの放送も自粛。また、主要な生産ラインが止まってしまい、再開した後もかつての4枚入りハイクラウンなどは復刻できなくなるなどの影響が出た。
  14. ^ 中国新会社設立に関するお知らせ(PDFファイル)- 森永製菓株式会社、2010年12月14日(12月19日閲覧)
  15. ^ 東北地方太平洋沖地震の影響に関するお知らせ - 森永製菓株式会社、2011年3月22日
  16. ^ 高崎第二工場建設に関するお知らせ 森永製菓株式会社、2012年11月1日 (PDF)
  17. ^ 【訃報】高木貞男氏(元森永製菓会長) SankeiBiz 2012年5月29日閲覧
  18. ^ 高木貞男「お別れ会」のご案内 森永製菓株式会社、2012年6月14日(6月15日閲覧) (PDF)
  19. ^ 2003年に5社共同(森永、永谷園金鳥ツムラミスタードーナツ)によるルーレットCMが放送され、話題を呼んだ。なお浅野は同業者江崎グリコの「オトナグリコ」CM「25年後の磯野家」では磯野カツオ役を演じた。
  20. ^ 同業者であるロッテのCMにも出演している(ロッテはJOCオフィシャルパートナーである)。
  21. ^ 2009年CanCamの専属モデル4名(高橋メアリージュン峰えりか舞川あいく近藤しづか)で結成されたユニット。
  22. ^ 実父は元森永製菓社員(現在は飲食店自営)で、山瀬自身もデビュー当初「チョコボール」のCMで田中星児と共演した。
  23. ^ 甦える童謡歌手大全集 - コロムビアミュージックショップ、2010年9月3日閲覧
  24. ^ コマソン〈黄金時代〉〜懐しのTV-CM大全集(1954〜1961) - Amazon.co.jp
  25. ^ 心と耳にのこるCMのうた - キングレコードによる紹介。2010年9月3日閲覧
  26. ^ a b c d e f g h 同業者ではないが、協賛スポンサーである玩具メーカーバンダイが食玩菓子を発売している。
  27. ^ 「牛乳で飲むココア・麦芽パウダー入り」の『妖怪ウォッチ』版が発売されている。
  28. ^ 提供クレジットは、他のスポンサーはカラー表示であるのに対し、森永製菓のみ白色表示となっている。
  29. ^ 2007年2008年に行われたココア製品による当アニメタイアップの目覚まし時計プレゼントキャンペーンの際、提供クレジットに森永ココアと表記された。またスポンサーの関係を生かし、第一期ではまる子たちが劇中の社会科見学で森永の工場を訪れている。
  30. ^ 1950~60年代に大相撲が民放で中継された事があり、森永が単独スポンサーを務めた。
  31. ^ a b c 同業者の江崎グリコもスポンサー。
  32. ^ a b 同業者のロッテもスポンサー。
  33. ^ 1987年にテレビ東京系でリメイク作品が放送されたが、リメイク版は提供せず。
  34. ^ このほか、製菓競合各社(江崎グリコ、ロッテ、明治製菓)もスポンサーだった。
  35. ^ 1983年4月より土曜18:30枠に移動、そのまま提供継続。
  36. ^ サントリー一社提供のスポーツ情報番組(スポーツ天国スポーツ特Q)編成の為
  37. ^ 白鳥麗子でございます!』(第2シリーズ)〜『時をかける少女
  38. ^ 1994年10月「若者のすべて」から1996年3月古畑任三郎(第2シーズン)」まで提供。
  39. ^ ハチミツとクローバー』や『働きマン』などでウイダーinゼリーが登場することがある。
  40. ^ 同業者の明治製菓(現:明治)もスポンサー。
  41. ^ その前後は主に同業者のカバヤ食品がスポンサーであったが『クラッシュギアシリーズ』にて一時期復帰。
  42. ^ 機動戦士Vガンダム』以降、ただしMBS・TBS系『機動戦士ガンダム00』は除く。
  43. ^ 最終シリーズ『セーラースターズ』まで一貫して提供。
  44. ^ 同業者のフルタ製菓がスポンサーになることがある。
  45. ^ 2010年(平成22年)3月31日放送のゴールデン3時間スペシャルで森永製菓が紹介され、チョコボールの工程や「おもちゃのカンヅメ」の歴史などについて紹介した。
  46. ^ 古くは「太陽戦隊サンバルカン」や「超電子バイオマン」(サンバルカンやバイオマンの商品も発売していたが途中で中止に)。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」以降、200X年のまで、ほぼ全作品で提供していた。なお、2006年にスーパー戦隊30周年を記念して「スーパー戦隊ウェハースチョコ」が発売された。また、同業者のトップ製菓、フルタ製菓がスポンサーになることがある(土曜夕方6時枠時代は東鳩製菓(現:東ハト)も提供していた)。現在はHHでも放送される場合がある。
  47. ^ 1951年の民放ラジオ放送開始と共に開始された森永最初の提供番組。毎週金曜夜7時30分~8時まで30分間、ラジオ東京、中部日本放送(CBC)、新日本放送(NJB 現:毎日放送など全国で放送された。この番組は『バンダ海の無人島』『アラビアン・ナイト』などといった童話を読み聞かせで放送する番組だった。
  48. ^ 同番組のパーソナリティである近藤光史が2009年、MBSラジオ限定の森永ミルクキャラメルのラジオCMに出演していた。
  49. ^ 2011年5月技量審査場所は除外。
  50. ^ a b タイトルは『a-nation(西暦)powered by ウイダーinゼリー
  51. ^ 2009年6月、同フェスティバルとのコラボレーションによりポテロングのロックフェス仕様パッケージ「ポテロングZ」の新フレーバー「ロックな黒胡椒味」の2品が発売された。
  52. ^ 「防災対策分かりやすく 「しおり」作成 県、森永製菓と共同で」【東京新聞】2012年9月8日付
  53. ^ a b 浅田を支えた「チーム真央」 - MSN産経ニュース、2010年2月26日

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便宜上、実質上の前身であるカネボウ関係の項目および人物も含める。

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