蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【グラニュース】開幕直前インタビュー(上) 風間流攻撃サッカーの極意2017年2月20日 紙面から 名古屋グランパスは今季、クラブ史上初めてJ2で開幕を迎える。Jリーグ創設時の「オリジナル10」の再建を担うのは、川崎で魅惑的な攻撃サッカーを作り上げた風間八宏監督(55)。時に「非常識」とまで称される独特なサッカー観と、示唆に富んだ言葉の数々を2回に渡って紹介する。(聞き手・青山直樹) −就任から1カ月。昨季までとは練習の内容が明らかに違う 「面白いでしょ? 選手はすごく順調に吸収してくれていると思う。和泉や杉本といった若手もどんどん向かってきてくれる。頭の引き出しを開けた選手には、これからもっと色んなモノを詰めてやりたい」 −MF和泉をサイドバックで起用したり、大胆な発想に驚かされる 「視点を変えると全く見え方が違ってくる。刺激になって急に生き生きと面白くなる選手がいて、和泉はまさにそれ。まあ迷路に入らせることはしないから、(164センチの)杉本のセンターバックはないけどね」 −ボールを大事にする哲学は、グランパスでも変わっていない 「ボールを持っている方が有利に決まっている。守るとなると、敵はいろんな攻撃をしてくる。空中だったり、足元だったり、ドリブルばかりだったり、全部に対処しないといけない。俺たちのベースで戦えば、勝つ確率を高くできる」 −ただサッカーはミスのスポーツと言われる 「例えば、ハンドボールはボールを手でつかめるから正確。サッカーは足だから難しくなるけど、裏を返せばボールを奪う時も(不正確な)足になるわけ。だから技術を正確にすればボールは取られない。ミスのない選手なんて見たことないけど、いてもいいよね、とどっかで思ってる」 PR情報
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