18日
6時20分
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日韓外相会談、改めて慰安婦少女像撤去強く求める
日韓の外相が17日ドイツで会談し、岸田外務大臣は、韓国・釜山(プサン)の日本総領事館前に設置されている慰安婦を象徴する少女像の撤去を改めて強く求めました。
日韓の外相会談が開かれるのは日本政府が先月、長嶺・駐韓国大使を一時帰国させて以降初めてです。
会談の中で岸田大臣は、「釜山の日本総領事館前に少女像が設置されたことは誠に遺憾だ」として、撤去を改めて求めました。これに対し韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は「設置は適切ではない」とした上で、「日韓合意を着実に実施していくよう可能な限り最大限努力する」と述べました。
長嶺大使帰任のめどが立たない中、韓国側が像の撤去に向けどのような具体的な対応をとるのか日本政府は注視するとしています。(18日03:26)