日本の将来

日本の政治についてのブログです。訴訟準備のため選挙後は不定期更新となります。

仏漫画展 韓国展実施を後悔、仏主催者「すべて不満」

アングレーム国際漫画祭実行委員のニコラ・フィネ氏(アジア担当)は2日までに産経新聞のインタビューに応じ、韓国政府の展示が引き起こした「すべての出来事」に対して不満を抱いていることを明らかにした。フィネ氏との一問一答は次の通り。

--韓国の作品の政治メッセージに問題はないのか
「答える立場にない。彼らが何をしたいのかまでは知らない。芸術家は自分の意見を表現する権利がある」

 --韓国の展示に満足か
「(批判など)展示がもたらしたすべての出来事に不満がある。もっと違った形でやることができた。しかし、もう起きてしまったことだ。主催者は(この結果に)だれも満足していない」

--日本側の作品を拒否した理由は
「彼らは、政治活動を禁ずるこの私有施設で許可を得ず記者会見をやった。主催者側の意向を無視して文化を語る場で政治活動を始め、その政治宣伝の内容が歴史的事実の否定を禁止するフランスの法律に抵触していると忠告したのにやめなかった。彼らはルールと法を破った」

 --歴史的事実の否定とは
彼らは、日本政府も認めている慰安婦の存在すら認めていない。こうした極右思想・団体とは戦う

 --誤解があったのでは
「いや、彼らはルールと法を破った。日本の漫画愛好家はいつでも歓迎だが、ルールに従えないのなら来ないでほしい」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140202/erp14020221470004-n2.htm


◆「慰安婦漫画」日本側出展メンバー・藤井実彦氏インタビュー「1日でも2日でも展示を」
フランス・アングレーム国際漫画祭に日本発慰安婦漫画の出展準備をしながら「政治的だ」として、出展を主催者側に拒否された「論破プロジェクト」実行委員長で実業家の藤井実彦(みつひこ)氏(41)が1月30日夜、アングレーム市内で産経新聞のインタビューに応じた。やり取りは次の通り。

--出展を拒否されたが
主催者が29日に展示・販売用の漫画などを持ち去った。主催者はその後、記者会見の中止を求め、『政治的だ。漫画を展示させるわけにはいかない』と、私たちに会場から出ていくよう一方的に通告した」

--韓国政府の展示は「政治的」ではないのか
「その点を強調したが聞いてもらえなかった。残念だ。私たちは、韓国側がいう旧日本軍による強制連行の歴史的事実はないことを伝えるために出展した」

--今後、どうするのか
「私たちの漫画には学術的な根拠がある。慰安婦問題に興味もなかった人々が漫画を描き、77本もの作品が寄せられた。この日本人の気持ち、歴史の真実を世界に伝えたい。諦めるわけにはいかない。誤解を晴らし、1日でも2日でも、展示できるよう注力したい」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140201/kor14020100390002-n1.htm



慰安婦をテーマにした日本と韓国の漫画作品の扱いが問題となった仏漫画展。
韓国側の「日本は少女を強制連行し、慰安婦にした」という漫画は転じが認められ、日本側の「慰安婦は存在しない」という漫画の展示は認められなかった。

この問題の一番大切なことは「日本政府が慰安婦を認めている」ことである、すなわち当時宮沢内閣が出した「河野談話」が撤回されておらず、日本政府が認めている形である、というのが問題なのである。
世界の認識は「日本は慰安婦を認めている」で一致しているということだろう。

◆幸福の科学の暗躍
この問題に関して、アングレーム国際漫画祭実行委員のニコラ・フィネ氏が「日本ブースを破壊した」などという動画があるが、それは言い過ぎである。
このような訴えはヒトラーも言っているように「賢い人間の理性に訴えるより、愚か者の感情に訴えろ」そのものである。
「破壊」や「暴力を振るった」と過激な言葉を使い、保守の最も底辺にいるネット右翼らの感情に訴えて、不当性を強調するが、彼らは世界が慰安婦問題に関してどのような目で見ているのかわかっておらず、返ってそれが日本の信頼を欠落させていることすら気がついていない。

これは「安倍総理が焼肉食べたから親韓である」「安倍人が韓国ミュージカルを見たから親韓である」とツイッターでつぶやき、フェイスブックに書き散らかすことと同じ。

ツイッターの中でも暗躍する程度の低い幸福の科学支持者らと、愛国SNSで一儲けしたい人間は、そういった底辺保守に「嫌韓」を強調して、いわゆるネトウヨを量産しているのである。

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撤去された日本ブースにある、幸福の科学のキャラクター

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幸福の科学のキャラクター

おろかな行為 フランス大使館の公式フェイスブックを荒らし炎上
以下はフランス大使館の公式フェイスブックへの稚拙な書き込み、しかも日本語で書いてある。

佐藤 大輔
フランスは、お金でなんとでもなる国と理解して良いのでしょうか? そのような低俗な途上国であったとは勉強不足でした。

濱田龍虎
もうフランス旅行は危なくて行けないな 反日で何されるかわからん

青柳 慶憲
韓国の政治的プロパガンダ漫画の展示は良くて、日本の漫画はダメでブースは破壊しても良いという根拠を日本人に教えてください。 そもそも性奴隷など存在せず、ただの売春婦や朝鮮戦争時代にアメリカ人に体を売っていた洋公主でしょう。 ネタバレで今時こんな事に騙されるのは頭が弱いか左翼だけでしょう。 一体いくらお金を貰ったんですか?日本人と仲良くする気がないなら日本から出て行け!

Eiji Sasaki
友人がテレビで今回の件を知りフランスへの旅行をやめたみたいです。まあ仕方ないですよね。

對馬 和明
フランスは日本人を差別をするのですか?そうでなければ日本のブースを破壊したニコラスって輩を早く逮捕しろ!

La France au Japon - 在日フランス大使館
https://www.facebook.com/ambafrancejp

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韓国の慰安婦作品

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ネトウヨのマンガ

◆日本の誇りを取り戻せ!韓国の従軍慰安婦マンガに「倍返し」!
http://hrp-newsfile.jp/2013/1059/ (現在、削除された模様)

幸福実現党が後援団体の一つとして加わって立ち上がったのが、「論破(ROM-PA)プロジェクト」インタビューで答えている代表の藤井実彦氏。

賛同人
加瀬英明/黄 文雄/さとうふみや/すぎやまこういち/高橋史朗/田中英道/花田紀凱/濱口和久/坂東忠信/藤岡信勝/水間政憲/鳴 霞/惠隆之介/茂木弘道/山際澄夫/渡部昇一(敬称略、50 音順。10月19日現在)

後援 
「慰安婦の真実」国民運動/株式会社安田建設/日本の歴史を考える会/幸福実現党

協賛企業・団体
株式会社安田建設/島根と日本の誇りを守る会/有限会社林商事

また、どこから沸いてきたのかと思っていた、テキサス親父という人物。
このテキサス親父事務局の藤木俊一氏が、幸福の科学の論破プロジェクト実行委員長の藤井実彦氏とともに活動しているとネットには出ている。

幸福の科学と底辺保守は、カルト+ネトウヨという形で一体化しており、ツイッター内においても、テキサス親父に関するツイート、過激な嫌韓に関するものには、一斉にリツイートして支持をし、書いているほうもツイッターの性質上、そうした賛同の意見に喜びを感じて、次から次へとそのような書き込みを続け、次第に偏った嫌韓の人物として出来上がっていく。

慰安婦問題はまず、河野談話の撤回が先だろう、アメリカのかなりの圧力が予想されるが、今現在において撤回されていない以上、世界に訴えても徒労に終わるどころか反日国が増えていく。
カルトが醜く暗躍して「破壊された」などと煽り立て、フランスのフェイスブックを荒らし、その結果日本のイメージの欠落へ繋がって、「日本はとんでもない国だ」と新たに他国の反日感情が出来上がる。

カルトからの脱会と回復のための手引き――〈必ず光が見えてくる〉本人・家族・相談者が対話を続けるために

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[ 2014/02/03 17:30 ] 韓国に関するもの | TB(-) | CM(-)
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