児童ら800人余 給食原因の集団食中毒か
k10010881831_201702181912_201702181914.mp4
17日夕方以降、東京・立川市の7つの小学校の児童と教職員が相次いで、おう吐や腹痛などの症状を訴え、症状を訴えた人は18日午後5時までに合わせて800人余りに上り、保健所が詳しい状況を調べています。
17日夕方以降、東京・立川市の7つの小学校に通う児童と教職員が、おう吐や腹痛などの症状を訴えているという連絡が市の教育委員会に相次ぎました。
教育委員会によりますと、症状を訴えている児童と教職員は把握できているだけで18日午後5時までに児童788人、教職員47人の合わせて835人に上るということです。入院した児童5人を含めて、重症者はいないということです。
立川市の給食センターでは、小学校13校を2つのグループに分けて、グループごとに別のラインで異なるメニューの給食を調理していて、これらの7校はいずれも同じグループで、16日は鶏肉のトマト煮とパセリポテト、それにフルーツポンチが提供されたということです。
市の教育委員会によりますと、地元の保健所は18日朝、担当者が給食センターで立ち入り検査を行い、保存していた給食や調理場の衛生状況などを調べているということです。
結果が出るまでには5日程度かかる見込みで、教育委員会は今月24日まで、この給食センターで調理した給食の提供を中止することにしています。また、症状を訴えた児童と教職員が合わせて213人と最も多い第九小学校は20日を休校することになりました。
会見で立川市教育委員会の小町邦彦教育長は「保護者や子どもたちに、つらい思いをさせてしまい、深くおわび申し上げる」と述べました。
教育委員会によりますと、症状を訴えている児童と教職員は把握できているだけで18日午後5時までに児童788人、教職員47人の合わせて835人に上るということです。入院した児童5人を含めて、重症者はいないということです。
立川市の給食センターでは、小学校13校を2つのグループに分けて、グループごとに別のラインで異なるメニューの給食を調理していて、これらの7校はいずれも同じグループで、16日は鶏肉のトマト煮とパセリポテト、それにフルーツポンチが提供されたということです。
市の教育委員会によりますと、地元の保健所は18日朝、担当者が給食センターで立ち入り検査を行い、保存していた給食や調理場の衛生状況などを調べているということです。
結果が出るまでには5日程度かかる見込みで、教育委員会は今月24日まで、この給食センターで調理した給食の提供を中止することにしています。また、症状を訴えた児童と教職員が合わせて213人と最も多い第九小学校は20日を休校することになりました。
会見で立川市教育委員会の小町邦彦教育長は「保護者や子どもたちに、つらい思いをさせてしまい、深くおわび申し上げる」と述べました。
東京・立川市の小学校に通う娘がおう吐などの症状を訴えて入院しているという母親がインタビューに応じました。
母親によりますと、小学5年生の娘が17日夕方からおう吐の症状などを訴えて、病院に救急搬送さたということです。娘は現在も入院していて、点滴と痛み止めの薬の投与を受けているということです。
母親は「娘は昨晩から一時、意識がもうろうとして呼びかけにも応じないほどひどい症状でした。学校には行きたくないと話しています。立川市には子を持つ親の気持ちをきちんと考えて、危機感を持って対応してほしいです」と話していました。
母親によりますと、小学5年生の娘が17日夕方からおう吐の症状などを訴えて、病院に救急搬送さたということです。娘は現在も入院していて、点滴と痛み止めの薬の投与を受けているということです。
母親は「娘は昨晩から一時、意識がもうろうとして呼びかけにも応じないほどひどい症状でした。学校には行きたくないと話しています。立川市には子を持つ親の気持ちをきちんと考えて、危機感を持って対応してほしいです」と話していました。