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【グラニュース】

櫛引、開幕スタメン濃厚

2017年2月19日 紙面から

 J2の名古屋グランパスのDF櫛引一紀(24)が最終ライン唯一の日本人選手として存在感を発揮している。主力組の3バックを務める道産子は、川崎でのプレー経験がある元日本代表の稲本潤一らから風間サッカーを事前予習。風間監督からの評価も高く、26日の開幕戦(午後2時キックオフ)の先発出場が濃厚だ。チームは18日、磐田と非公開の練習試合を行った。

 指揮官の戦術に対して、高い理解力をみせる道産子が開幕スタメンをつかみとる。「サッカーが楽しい。プロになってからこんな感覚は初めて」と櫛引は声を弾ませた。

 昨季、所属していた札幌はJ1昇格を決めたが、自身は17試合の出場にとどまり「このままじゃいけない。新しい場所で成長したい」とJ2に“個人残留”を決断。24年間生まれ育った北海道から名古屋にやってきた。

 移籍が決まってから、川崎でのプレー経験のある選手から情報収集。元日本代表のMF稲本からは「ポジションにとらわれず、ボールに関与し続けること」をアドバイスされた。その言葉通り、最終ラインながら積極的に攻撃参加。11日の讃岐との練習試合ではペナルティーエリアまで侵入。自身の誕生日の前祝いとなる先制ゴールを決めた。風間監督も「頭の中が整理できている」と櫛引を評価する。

 

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