〒 みなさま
ただしゃがんだだけなのに関節からパキッという音が聞こえて、運動不足を痛感しています・・・。
こんにちは、円野まどです。
今日は はてなブログをはじめたから出来た と思うことがあったので、そのことを覚えていたくて書きます。
私の個人的な気持ちの変化のお話で恐縮なのですが、お時間があればぜひお付き合いください(`・v・´)
優しいお誘い
17日金曜日の夜、コメント欄での会話の後、ブタ山ブタ男さん (id:butao_o)のアイコンを描いてみませんかとお誘いいただきました。
ブタ山ブタ男さんは いきがいさがし という ブログの作者様で、私は以前からこちらの読者の末席に置いていただいていました。
ブタ山ブタ男さんは身近に起こったことや感じたことを魅力ある文で綴られる方です。
ブログでは大人向けの話題で冗談を仰ることも多いブタ山さん、文章からこの方は日常生活でもとっても人気者なのだろうなといつも思っていました。
他人をいじるより、自分のことで戯れを仰る方で、気負わず、親しみやすく、本音で話せるようなお人柄を感じる方です。そして本当はとても思慮深いやさしい方です。
そう、そんな方に頼まれたらアイコンをぜひ描きたいと思いますよね!
しかし・・・
立ちはだかる壁
お声をかけていただいた時の私の最初の気持ちはうれしい!でした。
私なんかが何か出来ることがあるなんてすごくうれしいな・・・とじーんとしていたのもつかの間。私は一気に真顔になります。
そもそも絵がかけない
ということに気づいたからです。これはですね、誘い受けで「そんなことないですよ!円野さんの絵すてきです!!」「えっ!上手だなってオモイマスヨ!」みたいなことを期待してるのではなくて、本当に、アルティメットほんとうに描けないんです。
私が普段絵を描いてるのは、ここは自分のノートみたいな、子供の頃の交換日記みたいな、だから落書きを載せていいという感覚です。過去ブログにて私の棒立ち・生首だらけの絵をご確認いただければわかるんですけれど、デッサンとかも出来ないです。そう 事実として、絵を贈る能力がないのです。
私にできるのは「円野まど 棒立ち画集」とかをせいぜいつくることです。
横綱とやっとつかまり立ちを覚えた子供がまわしをつけてスタジオアリスで記念撮影してるくらいの差があります。違うのはちびっこ相撲はかわいく、円野はかわいくないということくらいです。
分かりやすく絵を記載しますと
こういうことですね。あれ、顔から手でてるよ???みたいな。手も左右どうしたの?!ひじの位置は?!という画力です。それをデデン!といつも載せています。
そして私もまあ、ファンタジーなら顔から手がでることもあるよね ウフフフ! みたいな性格なのでもう救いようがないのです。
しゃんにその話をしたところ、「えーよかったね!上手じゃないのは知ってると思うよ!せっかくお話をくださったんだから描いてみたらいいのに!」と返ってきました。とても明るい声でした。
わたしの気持ち
しゃんの言葉にわたしは衝撃を受けました。
自分と全然、ものの受け取り方が違ったからです。
そしてその言葉を聞いて少し考えて、私は自分がやってみたいと思っていることに気がつきました。
一日で画力があがることもないので、できあがったものをお見せしたときブタ山さんを困らせてしまわないか考えてしまいました。
とにかく自信がないのと、やってみたい気持ちとで揺れました。
「うまさを求められているわけではない」のに、なぜこんなに躊躇うのかということを考えたとき、私はまた 嫌われるのが怖い、失敗するのが怖い と思っていることに気がつきました。
最近 嫌われるのが怖いとか、優しくされると申し訳なくなるとか、色んなことを書いて皆さんからお言葉をいただいていて、そしてその後、女子会に参加してみることも、相談させていただけたおかげで無事に出来ました。
気づくのが遅くなってしまったのですが、私がしていることって
傷つきたくない。傷つきたくないから何かをするのがこわい
っていつも言ってるのと同じだって思いました。
そしてすごく甘えてしまっていたんだなって思いました。
優しくしていただいたのに、成長していなかった。
これでは私は優しさ泥棒です。
私の相談に対してこうしてみては、とか私はこう考えていますとか皆さんが色んなことを書いてくださったり、読んでくださった方がいて、わたしは「聞いて聞いて、こわいんです」とただ言っていたのだと思って、すごく自分にばっばかたれがーーー!と思いました。
お前はそれでも男か、というか女ですが なんていうか、とにかく甘えすぎだと思いました・・・(何もたとえが浮びませんでした・・・アハハ・・・)
私は思春期以降友達がほとんどできたことがなくて、いろんなことを間違えてしまうのでまた何かから回りするかもしれないですが、それでもなんかこれはいくらなんでも、弱虫ではないかと思いました。そして描いてみよう!と思って作業をはじめました。へたでも、丁寧に、お声をかけてくださったブタ山さんによいことがあるように思って描こうと思いました。
誰かと接するという事
そして次の日、ブタ山さんは 描いたものを受け取ってくださいました。
画像を送信するときも、緊張して同じ言葉を何度も繰り返したりしてしまったのですが、とてもおおらかに接してくださいました。
私は渡せたあと、ブタ山さんの優しさと皆さんが読んでくださったり、コメントをしてくださることをすごくありがたいと改めて思いました。
いろんなことから私はすぐ逃げようとします。
嫌われたりがっかりされるのが怖いからひきこもったり、話しかけたくても我慢したりします。
またきっと、失敗したり逃げたりしてしまうし、いつも分かったようなことをいってはわかっていなくて空回りもすると思います。
でも今回は逃げなかったことが、自分で嬉しく、ほんとにすごくうれしくて、そしてそうできたのは、こうやって書く事で皆さんが話を聞いてくださったから、自分を省みる機会をいただいたんだなーと考えていました。
誰かと接することはほんとうにすごいことです。
自分一人ではできなかったことばかりで、驚いています。
でもちょっとなんか書いててすごくはずかしいからこの記事は下書きに戻してしまったらすいません。普通はきっとずっと前に知ることなんだろうな、と思います。
人と話すことってすごいなって感動しました。
少しずつでもこれから成長できるようにがんばります!
いつも本当にありがとうございます。
読んで下さってありがとうございます。
そして私に良い機会をくださったブタ山ブタ男さん、本当にありがとうございました!
余談ですが
最初にこれを描いてみたところしゃんが「ブタ山さんはこんなブタ求めてない」となぜかズバッと言ってきて、本当にブタ山さんがこれではないイラストをお選びになられたので、ますますしゃんに頭があがらない日々です・・・。
こんなブタ求めてない、 呼ばわりされるぶたさん。
私はこんなわたしでも何かの一員になれるんだなってことがうれしくてうれしくて、元気にドレミの歌を熱唱して寝ました。
元気がでるので皆さんもぜひ・・・
そうそう昨日山種美術館に行って来ましたので、近日中にそのことを書かせていただけたらと思います!
それではまたお便りいたします!
素敵なブタ山ブタ男さんのブログはこちらです!