2017年2月18日20時19分
18日午前2時10分ごろ、福岡県筑紫野市光が丘1丁目で、大手ゼネコン九州支店副支店長の男性(62)宅の車庫に止めてあった乗用車から出火、車がほぼ全焼し、車庫の屋根も焼けた。けが人はいなかった。男性宅では2年前にも同様の事件が発生。今回も防犯カメラに不審者が火をつける様子が映っており、県警は放火事件とみて、前回との関連を含め調べている。
県警によると、カメラには、1人がボンネットにポリ袋とみられるものを置き、車に向けて火のついた発炎筒のようなものを投げる姿が映っていた。直後に出火し、現場から油の反応も確認したという。
男性宅では、2015年2月にも車の前方部分が焼かれた。黒っぽい服に白いマスクをした若い男2人が車に液体のようなものをかけて火をつけ、走って逃げたのが目撃されたが、容疑者は逮捕されていない。
男性が勤務する九州支店は取材に対し、「会社に対しても、男性に対してもトラブルは聞いていない」と話した。県警もトラブルは把握していないという。
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朝日新聞社会部