メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

2被災地点は復旧断念…沿線7町が一致

高波被害などで宙づりになったままのJR日高線の線路=北海道新冠町で2016年12月12日午後2時46分、福島英博撮影

 高波などの被害で不通のJR日高線・鵡川-様似間(116キロ)について、沿線自治体は18日、北海道浦河町で臨時会合を開き、被災地点の復旧を断念することで一致した。今後、バス転換や、線路と道路の両方を走れる特殊車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の導入で被災地点以外の路線を維持することなどを検討する。

     この日はJR北海道の西野史尚副社長が、沿線7町に改めてこの区間の「廃止、バス転換」を打ち出した同社の方針を説明した。

     その後の自治体側の話し合いで、路盤が流失するなど大規模な被害を受けた2地点については「復旧費用がかかりすぎる」などとして、不通区間の全面復旧の断念で合意した。

     会合後、小竹国昭・新冠町長は「バス転換も含めた交通手段を、新たな会議を設けて検討したい」との意向を示し、新ひだか町の酒井芳秀町長は「DMVの活用を探り、日高線の存続を考えたい」と話した。【福島英博】

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 自転車ドロ 18歳少年、大阪で盗んで青森まで900キロ
    2. フィギュア 三原が自己ベスト、初V…4大陸選手権
    3. 岐阜県総合医療センター 紛失の筋弛緩剤を発見
    4. フィギュア 逆転、まさにシンデレラストーリー…三原初V
    5. ごみ部屋 女性を救出…体埋もれ、両足壊死

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]